弐介工楽風人 〜にすけくらふと〜

釣り場でお会いしたら、是非ご挨拶から始めましょうか♪立入禁止になっていない波止をメインに楽しく釣りをさせてもらってます☆

工楽風紀 vol.186 タイ(63cm×1匹)

2013年07月06日 23時22分10秒 | タイ

若潮→中潮2日目 (干潮02:28)

今日は基本アコウ1本狙いで弐介之杜でのランガン釣行。SAKU:テキサスのみ。PYONサン、先生はまずマウスリン使用予定。
で、先生は結構お強い運をお持ちで、いつもPYONサンと「コイツは何かやらかす」と言ってるんですが、今回は10gで…


さっそく出しちゃったよ…37cm。。。やっぱこの人だけは…。
「まぁ、着底させてリール巻き始めたらすぐ当たってきたけんね。根掛かりじゃないのは分かったわ。魚のアタリじゃってゆーのはすぐ分かった。」と余裕の表情。


この場所は、テキサス7gで着底5秒くらい、シャローのゴロタ+藻場で潮通しはあまりよくないポイント。実際、夜光虫もバリバリで僕は全く釣れる気がしない場所でした。河口も絡んでるのでチヌでもおれば、もしかしたらと言いながらやってたんですが、さっそくのアコウ。そして先生にとっては初アコウ!おめでとうございます!!

で、その後少し同じ場所で粘ったあと、マウスリンもロストしSAKUテキサスは一向にアタリが無い状況が続いたため移動。

計5カ所を移動するも、SAKU,PYONサンに全くアタリなし。

干潮の潮止まり、アラサーの体力も限界に近付いてきたころ…「次くらいで最後にしましょうか。。。」の声が漏れる。

最後の場所に選んだのは、外灯が漏れる道路際。海を覗くと…イワシがめっちゃ湧いてる!!

SAKU「ここにしましょう。もしかしたらイワシを追って大きいの入ってきてるかもしれないですよ」

数キャストして…アタリなし。「そろそろ帰ろうか…」の言葉を誰がいつ出しても良い状況で

カーリーボクサー3インチ、#2/0オフセット、ビーズ赤1つ、バレットシンカー8.8g、PE1号、リーダー3号で藻のある場所をゆーっくり通す。

ゴツゴツゴツ、モアー、ゴツゴツ。コンコンコン、モアー。なんか小石に当たって藻に入って出てまた小石に当たってる感じだ。。。

モアー、フッ、ゴッゴッ。

ん?フッ?穂先で聞いてみる… ゴッゴッ!うわぁ~、、、アタッってるよ!!「PYONサン!当たってます!まだ飲み込んでないんでアワゼせんよ!」ゆ~っくりリーリングしながらフッキングのタイミングを測る。ゴッゴッが次第に強くなってきたその瞬間、まだ見ぬ魚の顔をこちらに向かせるため、また根から離すため鬼フッキングをかます!

ビシィ!決まったぁ~~!!・・・のも束の間、フッキングのために上げたロッドが途中で止まったかと思ったらキツメに調整していたツインパワー3000番が悲鳴を上げる!!いつも聞いたことのあるジィ~~ではなくキュイ~というようなドラグ音に引きを味わう間もなく圧倒的なパワーとスピードで「そこはいけん!」って岩場の方へあっという間に持っていかれる。

なす術もなくただ耐えて何秒たっただろう?ふと我に返り「いやいや、このままじゃPEが岩に擦れてブレイクするじゃろう!」とフックアウト覚悟で一瞬ラインたるませて岩場の先端まで走り、岩に当たらないよう慎重にラインを巻き取る。そこからは安定したファイトを繰り返し…

先生「鯛じゃ!」

SAKU「え?鯛!?」

アコウ狙いで、フッキングした瞬間から真横に走ったラインの先にいる魚の正体を…僕は心の中でアコウと祈りつつ、シーバスかもと思いながら闘ったので、まさかの魚名に混乱しました。「鯛なら3度突っ込むハズ」と今までの経験からも鯛では感じたことのない引きでしたが…

揚がってきたのは間違いなく鯛、63cmでした!!


PYONサンがエラに指を入れて、ズボンのボタンが飛ぶくらい必死にライディングしてくれました。

先生「お前、声が震えとるじゃん(笑)お前でもなるんじゃね」と少しかわかわれながら

ビッグファイトで得た疲労感の余韻を楽しみながら帰路につきました。

ありがとう!楽しかった!!



最新の画像もっと見る

コメントを投稿