中村は、めでたく昨日(10日)に退院を許されて、久しぶりの我が家で、のんびりとしております。やれやれ!といったところです。
さて、先日、408号室で同室の大塚さんと二人で稲毛海岸にある、千葉市中央卸売市場(地図参照)へ出かけた時のお話をします。幸運にも、二人とも午前中に照射が済んで、自由の身となったので、かねてより話をしていた市場へ出かけました。電話での情報によると、「食堂」はせいぜい昼の1時半には店じまいとなる事を伝えられていたので、あまり時間的余裕がなく、病院からはタクシーで現場を目指しました。所要時間はせいぜい10分程で現場に着き、何店舗かを物色しました。そこに、鮮魚を扱う店で「さくら」という店が非常にアトラクティブだったので、二人で納得して「さくら」に入りました。あまり広くもない店内には、店主の拘りの元であるかのごとく、本マグロの塊の写真が産地名と共に壁いっぱいに披瀝されていました。中村は、特上海鮮にぎりを注文、大塚さんはマグロ丼特上を注文しましたが、程なく運ばれてきたそのネタの見事さに、二人とも大いに喜びました。実際に口に運んでみると、そのマグロの味覚の素晴らしさにしばし興奮してしまいました。ふわっと、舌に感じる甘さと嫌みのない油がしゃりと混ざって、それはそれは見事なハーモニーでした。内心、こんなマグロはここ10年間で一番の完璧さであると、感嘆の声を上げそうになったほどでした。大塚さんの「マグロ丼」もやはり上等なマグロだったそうで、ご本人はできれば又の機会に今度は、その時に売り切れだった「甘鯛の塩焼」を食べたい!との抱負を語って居られました。
その後、直ぐ近くにある、稲毛海岸(埋め立てによる、人工の海岸)を見て、帰りがけに、花の美術館も覗いて帰ってきました。帰り道は時間的な制約がなかったので、のんびりと、バスで稲毛駅まで帰ってきました。みなさんも、お出かけになってみては如何でしょうか?