丁度20数年前、看護の中にアロマセラピーを
取り入れたいと思っていたんですね。
その当時は漠然と・・・・
あるハーブの先生(70半ばのおじいちゃん先生)が
アロマセラピーというのがあって
看護の中に取り入れるといいらしいよ!っと
私に勧めて下さったからなんです。
その頃はまだAEAJも日本アロマセラピー学会もなく
どうやって情報収集して勉強をしたらいいのだろうっと悩んだものです。
看護の中のアロマにやっと取り入れることができたのは
9年前、セラピストの資格をとってからです
そしてアロマを取り入れながら
「自然治癒力を引き出す看護
その方の持っている力(残存機能)を最大限に引き出せる看護」
を目指すようになったのです。
これってとても自然ですよね。
だってもともと持っている自分自身の力なんですから・・・・
私・・・・自然好きですから・・・・
そんなアロマ看護をしているうちに
スタッフの理解や協力も深まってきました。
それはアロマケアを受けられた患者様・利用者さまの生の声が大きかったのです。
「アロマって素晴らしい」
「とても楽になる」
「気持ちが元気になる」
「何かに包まれているようで安心できる」
「何かしようという気持ちになる」
「食欲がわく」
「手の動きがよくなる」
「アロマをやってほしい」・・・・
きっと受けられた皆さんも
看護師がこんなケアをしてくるんだ~ありがたい!っという気持ちで
他のスタッフにお話しして下さったのでしょう。
今まで辛い表情ばかりの方が笑顔でアロマの話しをしてくださることで
「アロマケアっていいのかも~」っと
スタッフも関心を持ってくれています。
ありがたいことです・・・・
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今日は一冊の本を紹介したいと思います
「触れる・癒やす・あいだをつなぐ手 TE-ARTE(て・あーて)学入門」
ナイチンゲールのいう「自然の回復過程を整える看護」を
看護師の手で出来るようになったら
本当に素晴らしいと思うんです
「自然の回復過程を整えるケア」を考えながら
現場で携わっているセラピストの方々にもお勧めです。