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アロマナース 森の聲だより

最期の穏やかな時間は自分の生きた道

もうすぐ死が訪れるというのに
なぜこんなに穏やかな時間が流れているんだろう。。。


在宅ではよくこんな場面に合うことがあります。

そこには決まって温かな家族の愛が充満しているのです。

家族の愛・・・これは元をただせば・・・
ご本人が生きながら作ってきたこと。。。
その方の生き方にあったのだと私達に教えてくれます。

「尊敬し大好きなんです」素直に言える娘さんにお孫さんに曾孫さん!
訪問するたびに素敵な人柄が伺えるお話しを聞かせてもらえます。
そして思い出話に笑い声が絶えません。

近い将来、迎えなければならない死は
ご家族にとって辛いことですが
少しずつ受け入れながら
精一杯ご本人に一番いいことを選択されながら介護しています。

お孫さんを中心に介護され
まだ小学生の曾孫さんはおじいちゃまの口腔ケアが日課です。

私が訪問の時は少しでも時間をつくって
お孫さんが準備してくださったオイルでアロマケアをしてきます。

その間もご本人の若かりし頃の素敵なお話がご家族からあるのです。

とても穏やかな時間が流れます。
ご本人の表情も穏やかです。
意識が薄れそうになるも辛いことは何もないと首を振ります。

きっと家族の愛で包まれ安心した気持ちで
過ごしているのでしょうね。。。。

そんな様子をみて訪問看護師の我々も温かい気持ちになるのです。


二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

コメント一覧

シンカワ
ありがとうございます
感想ありがとうございます。
我々も多く人との関わりから
沢山のことを学ばせてもらっていますよね。

我々のちからではどうにもならないことも感じながら
その中で精一杯ケア出来たらといつも思っています。
加守田 久美
大切な時間づくり
東京のホームホスピスで介護職をしています。

最期を迎えようとされているご本人やご家族、支えるチームが一丸となって、穏やかで暖かな時間を作り出されていることを素晴らしいと思います。

私もホームホスピスでそれを実感しています。

人はその人が生きてきたように死んでいく、というのが私の感想です。

静かに潮が引くように、あぁ、旅立たれたなと感じた瞬間に、悲しみや暖かな気持ちややり遂げた満足感、いろいろな想いが満ちてきます。

自分の仕事への誇りを再認識できました。
ありがとうございました。
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