ALSという難病のドラマは観られましたか?
数年前は難病である多発性硬化症の役を沢尻エリカさんが演じてましたね。
難病は原因や治療法が解明できていないし
ALSも多発性硬化症も徐々に進行していく辛い病気です。
そして進行に伴い、一つずつ出来ていたことが出来なくなっていき
その度に沢山の辛い選択を投げかけられるのです。
最終回で主人公の拓人が言っていた通り
死を選ぶか、全く動かない状態になり呼吸器を着けるか・・・
こんな究極の選択を迫られるのです。
本人と家族の思いに寄り添うしかないのですが
その辛い状況を一緒に乗り越えたりすることもあります。
ハンドマッサージをしながら
その決意をお話しして下さった方もいました。
首の筋力がなくなり肩や首の辛さに
アロマケアをして「本当に気持ちがいい・・・」っと
言ってくださる方もいました。
明日のことを考えるだけでも辛くなりそうな現状に
少しでも穏やかな時間が提供できればと思って
いつも静かにアロマケアをさせて頂いております。
本人の望みは何か・・・・
自宅でゆっくり安心してもらうためにはどうしたらいいのか・・・・
ご本人、ご家族と一緒に考え、寄り添っていけるように・・・・・
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「僕のいた時間・・・・・これが自分の生きている証し」
主人公の拓人が呼吸器をつけて生きる決意をした時のセリフです。
発声可能な最後の言葉です。
これを聞いた時涙が流れました。
今まで自分自身が頑張ってきたこと
家族とのかかわり、
友人、知人とのかかわりが
病気になって思うように体が動かなくなっても
自分自身の存在の証しとなる・・・・・
ALSと闘っている沢山の方々の顔が思い浮かべながら
本当にその通りだと・・・・・熱くなるものを感じました。