今日は知り合いのケアマネさんと訪問看護ステーションからの依頼で
「緩和ケアとアロマセラピー」についての勉強会に呼ばれていってきました
看護師さんが5人、作業療法師さんが2人、ケアマネさんが2人。
何故・・・このような勉強会が開催されたかというと・・・・
ケアマネさんの一人が担当する方で末期の方がいたそうです。
ご飯も食べれないの寝たきり状態で家族の出来ることって
オムツの交換だけとなり・・・・
何をしていいのか分からない家族と
何をされても眉間にしわを寄せる患者さんご本人。
そんな時、ケアマネさんがそっと優しくタッチをしてあげたそうです
そうしたら患者さんの眉間のしわが消え、穏やかな表情になったそうです
その時家族の方は「こんな穏やかな顔になって・・・・
私たちにも出来るかもしれない、出来ることがあったんですね」っと言われたそうです。
そうですね・・・・
ターミナルの時期、家族の方は患者さんに対して何かしてあげたいけど
何をしていいのか分からない・・・そんな葛藤にかられることが多いです。
触れることに慣れていない日本人です。
そっと手を握ってあげるとか
肩や背中、足にそっと触れるという事が思いつかないのかもしれません。
でも思い出してみると小さな頃、
お母さんにぎゅっと抱きしめてもらったり、頭をなでてもらったり・・・・
子供ながらに幸せな気持ちになったものです
触れられ、家族の温もりや愛情を感じて・・・・辛い事より幸せな感情が心いっぱいになる。
患者さん本人も家族にとっても大切な時間となります。
アロマはそんなツールとして取り入れやすいです。
大切な時間を温かな幸せな時間になるように・・・・
素敵な香りと優しい温もりの中ですぎていって欲しいです。
今回のアロマトリートメントはタッチングがメインといっていいほど
手をしっかり密着させゆっくりと、そしてホールディングを取り入れ
愛と温もりを感じるケアをご紹介させていただきました。
いろんな事に興味を持ち、勉強をする前向きなパワーのあるステーションの皆さん!!
是非、アロマを取り入れていってくださいね
あっちこっちのステーションからアロマが発信されると・・・素敵ですね