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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

フェイスブック株が8.9パーセント続落

2014-04-06 | 情報リテラシー

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「フェイスブック株が8.9パーセント続落」です。


⇒その理由は……:

 ─マーケットでしばしば聞く言葉があります。
  「彼はフェイス(face)が良いからあのポジションに選ばれた」

 ─「フェイス」、すなわち顔、です。しかしこれは何も容貌だけを指して
  いるわけではないのです。

 ─では何の「フェイス」なのかといえば、その人の人柄、経歴など全てを
  指しています。「この人ならば信じることが出来る」そういう人です。

 ─マーケットで「フェイスの良い人」が選ばれるパターンがあります。
  それは普通であれば信じられないことを他人に信じさせる時です。

 ─「高学歴」「最先端の技術」「人と人とのつながり」
  フェイスブックのザッカーバーグCEOは正に「フェイス」が良い
  人物です。

 ─しかし彼自身こそが「本当のこと」を知っていたはずだ、と今さら
  ながらに思います。上場時の主幹事会社が収益を疑問視していたとすら
  リークされ始めています。

 ─以前、我が国を代表するSNS運営会社の社長氏と会ったことがあります。
  正直、異様な風采でした。眼が「死んでいた」のです。

 ─その様子を見て、私は直感的に思いました。「これは危ないな」と。
  最近その動きを見ていると、どうやらその直感は正しかったようです。

仮に巨万の富を得たとしても「フェイスの良い人物」には次の仕事が待って
います。強欲な金融資本主義の裏側で「社会奉仕」を行うという役割です。

しかし、本当にそれが人として為すべきことなのでしょうか。
崩落し続ける「フェイス」ブック株を見ていると、そう思えてならない
のです。

 

(メールマガジン 2012年5月23日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


米フェイスブック株が11パーセント安

2014-04-06 | 情報リテラシー

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「米フェイスブック株が11パーセント安」です。


⇒その理由は……:

 ─しばしば「インターネットによって既存のビジネスは一新された」と語る
  人がいます。言い換えれば「ウェブによって人類は進化した」という
  主張です。

 ─しかしこのことを単純に信じている向きは、率直にいって経済のイロハを
  理解していません。なぜなのでしょうか。

 ─「経済」、あるいは「ビジネス」とは結局、付加価値をゼロから創造し、
  それを求めている人へ手渡す行為です。これ以上でも以下でもない
  のです。

 ─この時、「ゼロから創造し」というのがポイントです。既にある価値では
  なく、これを「創造」する。この創造行為こそが経済の根幹なのです。

 ─一方、後半の「求めている人へ手渡す行為」という部分もビジネスに
  不可欠な部分ではあります。しかしこれはあくまでも「従」なのです。

 ─最近、SNSなるものを異常にもてはやす人がいます。「ちょっと待って」
  と声を大にして言いたいと思います。しかし盲信する人が
  後を絶ちません。

 ─冷静に是非考えて頂きたいのです。SNSにおいて「ゼロから価値を創造」
  する、すなわち書きこむのは誰なのか。それはユーザーの側なのです。

 ─しかるに「胴元」であるSNSの提供者は一体何をやっているのか?
  率直にいって「場」を提供していること以上に何もしていないのです。

 ─いやもっと言えば、「求める人へ価値を手渡す行為」すらしていない
  ともいえます。なぜならば「後はユーザー同士で」とやるわけですから。

 ─今回、鳴り物入りでフェイスブックが株式上場するに先立って、伝説
  の投資家バフェットはこう呟きました。「私にはその価値が分からない」

そして上場2日目であった昨日(21日)。
やはり伝説の投資家の言葉は「そのとおり」であったことが明らかに
なりました。

人生万事「上げは下げのため、下げは上げのため」です。
“伝説のべンチャー起業家”に祭り上げられたザッカーバーグ青年に
何も起きないことを祈ります。

 

(メールマガジン 2012年5月22日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html