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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

高浜原発の再稼働を差し止める判決が下される展開

2015-04-19 | 復元力の原則

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「高浜原発の再稼働を差し止める判決が下される展開」です。


⇒その理由は……:

 ─「森羅万象は基本的に平衡を保っており、作用は反作用を必然的に生む」
  これがルシャトリエの原理の基本です。

 ─すなわち作用は必ず反作用を呼ぶわけです。
  人為は須らく「作用」である点を留意する必要があります。

 ─しかも局面だけを取って議論をしても仕方がないのです。
  これまでの歴史全ての中においての「作用」を考える必要があります。

 ─それなのに私たちは必ずしもそうは物事を見ないのです。
  あくまでも自分自身の命がある一時のことだけに専心します。

 ─だからこそ、物事の本質を見誤るのです。
  強烈な反作用の前には、強烈な作用が「あったはず」なのです。

我が国の高浜原発について再稼働差し止めの判決が下されました。
地裁レヴェルではありますが、大きな反響を呼んでいます。

「専門家による再稼働の判断を覆す権限を裁判所は持つのか」
根源的な問いかけではありますが、ある意味本質ではありません。

原子力というものが作用であることは明らかだからです。
これに長年にわたって依存してきたのが我が国です。

したがって何をどうあがこうともこれから生じるのは反作用なのです。
そうした中で不可逆的に時は進んでいきます。

大事なことは、局面だけをとらえないこと、です。
そして今起きていることには全てその前の「作用」が関係しています。

そのことを忘れずに、この問題についても静観視していくべきです。
そしてそれが・・・最終的には「思念の力」なのです。

 

(メールマガジン 2015年4月15日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html



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