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原田武夫です。今朝はもう一つ。
公式メールマガジン、いつもこの時間帯に書いていますが、今日のコラムは自分でも良い出来栄えと思ったので転写しておきます。是非お読みください。
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https://www.facebook.com/iisia.jp/photos/a.498926340178592.1073741828.497706833633876/823160487755174/?type=1
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●「今日の焦点!」
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:
「サムスン日本法人が2003年以来の拠点から移転」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、人類社会、そして森羅万象を貫く復元力の原則です。
─我が国では古来、このようにも言います。
「奢れる者久しからず」
─「ここ一番」という時に必撃一打で動くのは良いのです。
しかしそこで得たものを離さないとなると大事が起きます。
─それでも何とか守ろうとするのが人情なのです。
その結果、全ての人間、組織、企業、更には国家までも崩壊します。
─大事なことは「中庸」なのです。
時に派手に動いたとしても最終的には静かに中庸へと着地する。
─そのことによってのみ初めて永続が確保されるのです。
そう考えなければ「未来」はありません。
韓国のメーカー大手「サムスン」が苦悶しています。
日本法人が位置していた拠点を手放すのだといいます。
2003年から君臨してきた場所です。
それを失うということは地殻変動が起きていることを意味します。
隣国の友人たちは今、考えるべきなのです。
「なぜこうなったのか」と。
パブリック・ディプロマシーを行うのは結構。
それは我が国であっても行っていることですので。
特にエンターテイメントを用いての展開は秀逸でした。
しかし「その後」が良くなかった。
隣国の芸能人たちは口々に反日を語ったのです。
役割として「善隣」と言わせ、国家が守れば良いものを、です。
その稚拙さが裏目に出ました。
一時期、我が国を席捲したK-POPは見るも無残に消え去っています。
「栄枯必衰の理あり」なのです。
そのことを隣国の友人たちは明らかに知らなかった。
今度は私たち日本人の番です。
川に溺れ始めた犬を、棒で叩きのめすのか。
それとも「北風と太陽」よろしく、「在るべき姿」を余裕で示すのか。
我々全員の“度量”が試されています。
それが・・・「パックス・ジャポニカ」への道のりの最初なのです。
(メールマガジン 2015年2月16日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
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