ふるさとは

一番の詩は私の心境と似てゐなくもない。

「ふるさとは遠きにありておもうもの」について（室生犀星） - Yahoo!知恵袋

けれども、我ながら、さう感じるのは悲しく、残念なことでもある。

池田氏はTPP推進派だつたのをスツカリ忘れてゐたが、これを読んで思ひ出した。
ふるさとは遠きにありて - 池田信夫 : アゴラ - ライブドアブログ

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シモーヌ・ド・ボーヴォワール

1949年、代表作となる『第二の性』を執筆。同書の第2部「体験篇」冒頭において「On ne naît pas femme：on le devient. 人は女に生まれるのではない、女になるのだ」とし、女性らしさが社会的に作られた約束事に過ぎないことを主張。

『第二の性』は未読なので、ここで要約されてゐるボーヴォワールの主張の是非は置いておくが

ー現代の日本人は、(大雑把に書くと)DNA的には「日本人」としての何らかの素質をもつて生まれるだけで、自らが「日本人になる」努力をしなければ「日本人」にはなれないんだらうなー

と、日本と日本人の素晴らしさや日本古来の伝統や文化の大切さを説く人達の説を聞けば聞く程、そんな風にも感じられてきて、段々面倒臭くなつてきた。
(さういふ説を他人に言つて聞かせてゐる割には・・・と思つてしまふ人も多いといふのもあつて。)