イギリス式立体刺繍 スタンプワーク・・・ヤマゴボウ pokeweed

                                                            スタンプワーク

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                             　ヤマゴボウ pokeweed
　                                                2009年12月頃製作　サイズは刺繍部分、縦9.5㎝　横5㎝
 　　　　　　　　　　　　　　　　　　
      テキスト
イギリスの立体刺しゅう　　　　　　　　　　　　
スタンプワークで
　　ハーブと花を描く
　
　　森本さちこ著
 
 
 
大好きな色ばかり使うので、うきうきしたとても幸せな気分で刺しました。
 
 
 
他の作品と比べてやや平面てきですが、とても繊細な趣のある作品です。
 
ガラス越の撮影が響きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
最初にステムステッチで茎をさすのですが、下方は太くするため本数が多く、色も濃く、
上に行くほど本数は少なく色を薄くしてスムーズにつながるように刺します。
色、本数を細かく変えながら刺すので間違えないよう神経を遣いました。 
ヤマゴボウの独特の茎の赤い所もこの様に表現すればいいのかととても参考になりました。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
葉はデザイン変更しました。 

 
　　　　　　　　　　　　上の方のつぼみはジャーマンノットステッチです　⇒
　　　　　　　　　　　初めてのステッチで何度も練習しました。
 
つぼみや、つぼみが付いている枝の色の変化が好きです。 
丁寧に何針も刺す所とこの枝のようにストレートステッチでさっと刺す
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そのメリハリの付け方を学びました。 　⇒
 
 
 

青い実はリング状の芯を作りサテンステッチで覆っています。
リング状の芯を作るのに直系5ｍｍぐらいの円に正確に5本に放射状の
ストレートステッチを配するのはとても困難でしたが、新しいステッチがとても楽しく感じました。
 
ピンクの花は土台にバックステッチを6目刺すのですが、それも5ｍｍ弱の円周にです。
それをすくってボタンホールステッチで仕上げて行きます。
ステッチの組み合わせで表現が広がるものですね。
今まで手法がわからないのであきらめていた作品がこの応用でつくれそうです。
 
たくさんの事が学べた作品です。