『ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞』展。
●渋谷
友人が面白いと勧めてくれた国芳、国貞展を見にBunkamuraへ行ってきた。
浮世絵を江戸のポップカルチャーとして紹介し、その2大人気絵師の作品大集合という展示。
デザインといい描かれている題材といい、確かにポップ。
5人組のイケメン集合絵とか、季節ごとの装いのお洒落な美女。
迫力ある怪物や、異能バトルみたいな絵もある。
色も奇麗だし、服が本当にお洒落。
柄と柄を重ねまくっているのに、どこかすっきりした装い。
現代の風刺系似顔絵のような落書きもおかしかった。
現代の目で見ても素直にかっこいい!怖い!面白い!と感じるのだからすごい物。
浮世絵の作り方を解説しているコーナーもあったけど、うまく意味がわからなかった。
複雑すぎる。
残念なのは、展示を見ながら笑ったり喋ったりすると注意されてしまうこと。
ポップカルチャーですよ!と紹介するのなら、見る側も庶民らしく
「あの人がかっこいい」「こんな服が素敵」とぺちゃくちゃ喋りながら見させてくれたらいいのにと思った。
しかし街歩きや公園もいいけど、こういう展示を見にいくのもやっぱり楽しいな。
お土産は踊る猫の根付。
あとは夫と、Chuck Tingleとみすず学苑の世界観が似ているという話で盛り上がった。
しかしChuck Tingleもみすず学園も、それぞれの世界観の説明が難しすぎる。
森羅万象が1つのテーマに収束していくという感じだろうか。
Tingle世界では何もかもがGaynessに、みすず学園世界では何もかもが受験の応援に収束する。
何を言っているかわからないか。
私もこの上数行は、後日読んだらわからないと思われる。
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