薬局で買い物したらオマケにカイロ入れをくれた。可愛い。
●生活
難しい仕事がきて胃が痛くなった。
遅かったり間違えたって誰も怒りゃしないんだけど、自分で(できない!駄目だ!)と自分を追い詰めてしまいがち。
一瞬で胃がキューッとなって吐き気が。
ストレス耐性なさすぎ。
そして胃が痛いと逆にジャンクな物を食べてしまいがち。
久しぶりに夕飯をカップヌードルで済ませた。今は後悔している。
一応キャベツをちぎり入れたのが良心。
入力のバイトをしながらアーバンギャルドを聞いた。
ラヴクラフトの世界かわいい。
部屋の掃除もして、書きたかった本の感想も以下にずらずら書いてすっきりした。
はいあしたもがんばりましょー。
●最近読んだ本
幽霊狩人カーナッキ、というキャラクター関連ばかり。
・John R.King『The shadow of Reichenbach Falls』
ライヘンバッハの滝から落ちて記憶を無くしたシャーロック・ホームズと、若き日の幽霊狩人カーナッキが出会う!
という、得する人の少なそうなパスティーシュ。
私得ではある。
口が裂けても本格派とか言えないけど、焼きそばパンのごとき濃厚邪道な味付けで面白かった。
ホームズにカーナッキにモリアーティvsジャックザリッパーにブードゥーの精神寄生体で悪魔がルーブル美術館で最終決戦。
記憶を無くしたホームズが自分のできることに困惑してるのがおかしかった。
(なぜかタバコの灰を見ると銘柄がわかるんだけどこの特技何の役にたつんだ?)って。
カーナッキは爽やか好青年で、原作の蘊蓄オカルトおじさんの面影はまだない。
好感は持てるけどオリキャラに近いかも。
ワトソン先生は、出番が少ないのを埋め合わせるように良いとこどり。
精神寄生体もワトソン先生に優しくてなんか笑った。
モリアーティ教授の過去のエピソードは力入ってて、それ一本で小説にまとめてもよかったんじゃない?と思った。
ヒロインは健気でキュート。
・Conan Doyle『The Adventure of the Empty House』
読みなおしてみたら、やはり本物のホームズ譚は断然魅力的。
しかしホームズってこんなに奇人だったか。
いわゆる"シャーロック・ホームズ"のイメージが強すぎて、たまに原作を読むと驚くこと多い。
・William Meikleの短編集『Carnacki: Heaven and Hell』から『The Sisters of Mercy』
こちらはカーナッキのパスティーシュ。
三話読んで、いまいちに思えてきた。
悪くないんだけど普通の幽霊退治で、ラブクラフト作品に対するダーレス作品のような、単純さ。
・William Hope Hodgison『The Whistling Room』
こちらは本物のカーナッキ譚の中でも好きな話。
やっぱり面白い。
ホジスンの作品は良くも悪くもプロっぽくなくて、そのむらやブレ、にじみ出る作者本来のヤバさが魅力的。
・サカキシンイチロウ『おいしい店とのつきあい方』
これだけ毛色が違う、ほぼ日刊イトイ新聞に連載されているエッセイ。
夢のように素敵なホテルやレストランの料理やサービス、粋やオシャレな振る舞いのこと。
夕飯にカップヌードル食べる身で読むものじゃない気もするけど、"こんな世界があるんだ!"と目を見張るのが楽しい。
いつかこのエッセイで得た知識を必要とする日がきますように・・・。