歩くの身[休日]

廃線に行きあたった。


●休日

やることはあったが、ひたすらに捗らなかった日。
いったい何をしていたのか……。

やるべきことどころか、アニメを録画しても見ず、マンガを買っても読まず。
これが大人ってことだろうか。
悲しい。


夜になってから休日出勤終わりの夫と外で待ち合わせ、せめて体動かそうと思ってやたらに歩いた。
あとでスマホの歩数計を見たら、12000歩。

ホームセンターと100均で、いるようないらんような物を買った。
枕を干せるハンガーとかマジックハンドとか。
お金の貯まらないタイプのするタイプの買い物。

立ち寄ったイトーヨーカドーの中は異空間のようだった。
時間が止まっているような、というのとも違うな。
何もかもが鈍く無音で動いているような。

その他に夜の街を延々歩いた。
住宅街の中に突然、廃線があって不思議だった。

予感が当たる[休日]

こんな桜みたいなツツジがあるんだ。華やか。


●休日

不憫な夫が土日とも仕事なので、私はせめて家事をする。

掃除洗濯買い物をして布団を干した。
家事にみっちり時間をかけるのも結構気分のいいもの。
それに良い天気。
自転車で買い物に行くのも気持ちがいい。

植木を見ていたら、もうすっかり枯れたものと思って諦めていたバラの苗に新芽が！
嬉しい。
春は偉大なり。
ローズマリーを一回り大きな鉢に植えかえてやる予定。


夜から夫と友人と合流して上野でご飯。
ラムチョップの美味しい店を教えてもらった。
また行きたい。

友人はいつもながら話題が豊富。
なんだかくつろいでいるというか、幸せそうな雰囲気で良かった。

部屋の内装の話なんかもした。
"居心地の良い家作り"って、一種の才能だししかもわりと有用なやつ、と、近年になって思うようになった。
昔はわからなかったな。
私自身は家の切り盛りに関して、才能云々言う以前の低レベルだけど。

magic and insane[散歩][本]

夜に踏切で花を。
ひなげしは妙に妖しいやつ。


●近所

夫が飲み会なので私も外で夕飯。
一人飯のおともにオールフリーはいいな。
味と雰囲気はあるし酔っ払ってしんどくならないし、気分だけは少しふわふわする。

夜の大通り沿いのマックもいい。
人があんまりいなくて、車がどんどん通り過ぎていく。
ぽつんと取り残されている気分がすごくいい。

踏切の明かりで花を見ているのもいい。
楽しい散歩だった。


●本

ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』読んだ。
単純にホラー小説と思って読んだら、だいぶ難解。
最後まで興味を無くさず読めはしたけど、それで内容が掴めたかというとさっぱり。

もとから難解な小説でもあり、当時の人の価値基準がまったくピンとこないのもあり。
身分の差というのが大きな要素として出てくるのだけど、それが感覚としてわからないのだよね。
「ジェントルメン」と「レディ」の一言で示されるところがわからない。
当時の社会的なタブーをひどい破り方しているらしいのだけど、どのあたりがそう問題なのかよくわからない。

修業を積んで出直して参ります、という読書だった。

猫移動[雑]

・派手シクラメン。
雨でつやつや。

・雨だし新年度だしで、電車が混んでいた。
新しく高校生になるのか、緊張した不安げな面持ちの女の子が、降り口の前の一番邪魔な場所を断固として動かない。
降りれなくなるのが心配なのか、周りなんて一切見えない心理状態なのか。
人が次々と君にぶつかってくるのは、悪意あってのことではないのだよと言ってあげたい。

・もう学校に行かなくていいのは嬉しいことだがかわりに会社には行かねばならぬ。
イレギュラーな作業が多くて変なくたびれ方をする最近。

根も葉も[植物][不満]

●植物

先月100均で買って会社の机に置いてるフックシーの花が、そろそろ咲きそう。
緑の花のような部分ではなくて、その中からほんの少し覗いている紫色が花。
ちゃんと日にあてて育てると花序（緑の部分）も真っ赤になるものらしいけど、これは緑色。

おそらくあまり日にも当たらないまま育てられ、投げ売りされて葉っぱも枯れかけ。
それでどこからこんな綺麗な色を作るものだろう。

しかしこれが最後の生命力かな。
健康だと、花が咲いた後に子株ができるそうだけど、そこまでの体力はなさそう。
108円で2ヶ月ほど楽しめるなら観葉植物としては悪くないと思うけど、枯れたら悲しいだろうな。


●他（愚痴）

タワーレコードの会員なのだけど、オンラインショッピングなんかをするための、会員ID（登録メールアドレス）がわからなくなってしまった。
ポイントカードの現物はあるからID調べてもらえるかとカスタマーサービスに電話。
で、教えてもらったID（メールアドレス）は、ずっと使っているもの。
そのIDは何度も試み済みだがログインできない。

そう伝えたところ、聞いた話がびっくり。
なんと

登録した時は携帯だった → 今はスマホ → だから同じアドレスでも受け付けない → 一回退会してスマホで登録し直して

そんなことあるか！？と。
同じアドレスなのに機種が変わったから受け付けませんって。
スマホの登録し直しで、さすがにポイントは引き継がせてくれたけど、名前や住所は1から入れなくちゃいけないし。
めんどくさいなあ！

笹見[生活]

・残業して夫も私も遅かった。
疲れたー、という気分ではあったわりに、案外家事ができた。
洗濯とか掃除とか。
なんというか、その日のノルマの達成だけでなく負債の返却も多少、という感じ。
祭りの後は家が汚れる。

・最近聞く、周囲の人々の話に影響されて、ふと転職サイトを見てみる。
転職自体はやればできると思う。
今の業務は4年目だし、もっと高給の同業他社に経験者枠で入れる見込み。
でもそういうところは基本、残業がある。
嗚呼、働きたくないでござる。

・食べちゃいけないとされている物を食べたら予想外に美味しくって爆笑した。
もう少し我慢を強いられる食べ物かと思ったら普通にすごい美味しい。
ダメだこれダメだ。

ツカレタヨ[愚痴][生活]

青空と桜の組み合わせは、ほとんど望めなそうな今年。
昼頃に少しだけ晴れ間。


●愚痴気味

この週末、疲れた……。
体は動かしていないけど、感情の乱高下とその抑え込みに苦労した。
個々は大したことじゃない、いくつかの要素が絡みあって増幅。

悲しんだり怒ったり、いやこんなことで怒ってはいけないと自制してみたり。
暴言をグッと飲み込んだところに平和が生まれ胃が荒れる。
また一方、ものすごく面白いこと楽しいこともあり、よく笑った。
非常にバカバカしい意味で固定観念を打ち砕かれるようなこともあった。
感情の触れ幅が大きすぎて、今日はもう心が麻痺したようだ。

今日唯一心が動いたのは、
会社で使ってるソフトがいつも通り「保存しました」と表示しておきながら実は保存しておらず1時間半分の作業が吹っ飛んだ、
と、わかった時。
まめに保存していたものも、すべて無駄であった。
それは……それはないだろう……。


帰りに夫と待ち合わせて、ご飯食べて銭湯入って帰ってきた。
寝ようかな。
脳の整頓には睡眠が大切。

あと若干、衝動的にKindleを買った。
去年の秋ぐらいから買おう買おうと思っていたから、まあいいんだけど。
いつ届くかな。
Kindleショップでは、著作権切れの乱歩がさっそく激安になっている。

長い散歩[休日]

桜もいいけど雪柳もね。
良い匂いする。


●休日

お花見の幹事だったため、朝から買い物に出た。
ちょっと早めでスーパーもまだ開いてなかったので、桜を見ながら散歩。
曇り空でも花はきれいだ。
桜以外にもたくさん咲いている。

しかし、寒い。
雨こそ降っていないもののお花見気分とは程遠い冷えこみ。
一応おつまみとビールを買いこんではみたものの、ちっともビール飲みたくない。

参加者もそんな気持ちなのであろうか、連絡しても返事がかえってこない。
誰も望んでない花見の幹事とか罰ゲームすぎるだろ……と暗くなる。
私の何が幹事向きじゃないかって、その辺の重たさだ。
そういう時に不必要に落ち込むんだ。
天気悪いんだからしょうがないよねまた今度ねー、ぐらいに考えればいいものを。

後ほど連絡は来たものの、もうイヤになっちゃったのでお流れにした。
難しいもんだ。
内心はともかく表面上だけはまろやかにやりとりできたのではないかと思う。
昼ご飯に、おつまみ用に買った物をひとりで食べてる私は可哀想だったな。


で、読書をしたりノートに物を書いたりして午後を過ごした。
のんびりした。
断然こういう過ごしかたの方が向いている。

人が嫌いなわけでもないけど、人づきあいは胸の痛いことが多すぎる。
しかしこういうことを繰り返していると、将来的に友達が誰ひとりいなくなる不安がある。
老後、夫（友達多い）の濡れ落ち葉にならないといいが。

それはわからない[雑]

・水道橋の台湾料理屋に入ったら、吉田戦車のサインがあった。
ツブとミニかわうそ可愛い。

・そして台湾料理は美味しかった。
ちゃんと料理したシナチクは美味しいもの。

・仕事で、病気の人のカルテ的な物を見ることがある（実際は違う）。
もうだいたい見慣れたけど、それでもあんまり辛い経過を見ると気が沈む。
何を悪いことしたわけでもないのに、ひどい病気にかかって亡くなる人がいる。
当たり前と言えば当たり前のことだけど、そんなこと認めなくたいと思ってしまう。
「10代から1日100本たばこ吸ってます」とか「糖尿病だけど日本酒ガンガン飲むよ！」とか、
わかりやすい"悪いこと"してる人のカルテは、変な話だがちょっとホッとする。
因果応報、勧善懲悪のお話を読む気分に似ている。

・気分が暗い。
エイプリルフールも何も乗っからなかったし、企業のサイトすら見なかったな。
円谷は何をしたんだろう。