台風が去っていった。
わたしの住む町は何も被害もなく、夜も風も雨もたいしたことがなく過ぎ去った。
台風では3歳ぐらいだったかに今でも覚えている記憶がある。
伊勢湾台風だったか?夜中に昔の家の台所の屋根が飛ばされ、電気もつかず、家族みんなで、茶の間に集まってろうそくをつけて、わたしは母のそばでふるえていたこわかった記憶。
記憶ってなんだろう?と思うことがある。
すごく怖かったこと、すごく恥ずかしかったこと、すごく悲しかったことは、保育園の頃のことでもわたしはかなり鮮明に覚えている。
一番つよく残っているのは、その時に着ていた服の色だったり、服の形だったり、不思議にそんなことさえ覚えている。
半世紀も生きてきて、3歳、4歳、の記憶が鮮明に色をともなって浮かんできたりするのだ。すると自分がその頃のまま、何も変わっていなくて、その頃の心の中が、今の心の中と同じだったりして、びっくりすることがある。
父が死ぬ前に、小学校のころの話を病院のベッドの上でしていたけれど、たぶんあの時の父の心の中は、小学生の頃のままだったのかもしれない。
人って不思議だなあ。
「三つ子の魂、百まで」ということわざどうりかもしれないな。
やっと少し本を読む心の少しのゆとりが出てきた気がする。
「西の魔女が死んだ」を読み始めた。
わたしの住む町は何も被害もなく、夜も風も雨もたいしたことがなく過ぎ去った。
台風では3歳ぐらいだったかに今でも覚えている記憶がある。
伊勢湾台風だったか?夜中に昔の家の台所の屋根が飛ばされ、電気もつかず、家族みんなで、茶の間に集まってろうそくをつけて、わたしは母のそばでふるえていたこわかった記憶。
記憶ってなんだろう?と思うことがある。
すごく怖かったこと、すごく恥ずかしかったこと、すごく悲しかったことは、保育園の頃のことでもわたしはかなり鮮明に覚えている。
一番つよく残っているのは、その時に着ていた服の色だったり、服の形だったり、不思議にそんなことさえ覚えている。
半世紀も生きてきて、3歳、4歳、の記憶が鮮明に色をともなって浮かんできたりするのだ。すると自分がその頃のまま、何も変わっていなくて、その頃の心の中が、今の心の中と同じだったりして、びっくりすることがある。
父が死ぬ前に、小学校のころの話を病院のベッドの上でしていたけれど、たぶんあの時の父の心の中は、小学生の頃のままだったのかもしれない。
人って不思議だなあ。
「三つ子の魂、百まで」ということわざどうりかもしれないな。
やっと少し本を読む心の少しのゆとりが出てきた気がする。
「西の魔女が死んだ」を読み始めた。