S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

土地は生きる血のようなもの。

2011-05-10 16:23:04 | Weblog
震災から2カ月が過ぎた。
いまだに避難所で生活している人はたくさんいる。

そして被災した多くの人たちはふるさとでまた暮らせることを願っている。

人の暮らしにとって土地っていうのは血肉のようなものだと思った。

生まれ育った土地で生きてきた人にとっては土地は自分の身体に流れている
血のように濃いもの。とくに今回の震災の被災者は高齢者の人がたくさん
いるからなおさら土地に対する愛着も大きいかもしれない。

都会に住む人でもふるさとが東北の人もたくさんいるだろう。
ふだん、意識せずに長い間ふるさとを離れて暮らしていた人も、今回
震災で変わり果てたふるさとを思い、哀しみでいっぱいになった人も
たくさんいると思う。

家のお父さんももう長い間ここ長野に住んでいて、甲子園も長野代表校を
応援して暮らしてきたけれど、今回はとても哀しい思いをして、そして
自分のなかのふるさとを強く意識したように見える。


何もなくなったその地に、立ち上がろうとしている人たちがたくさんいる。

わたしはそのことを忘れないようにしようと思う。




つつがなく母の日が過ぎていきました。
いつも通りに、せっせとご飯を作り、洗濯をし、そうじをし・・・・

母は毎日せっせと働いています。
きっとどこのお母さんも同じだね。



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