S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

感情で未来まで流されないようにしたい。

2012-03-12 16:54:31 | Weblog
瓦礫はコンクリートで固めて、巨大な防波堤を作ったらどうでしょ?

大津波がきても負けないほどの、高い防波堤ができないだろうか?

それがだめなら、2月に藤島さんやうさぎのなみ平さんたちと行った国会議事堂前は広大な広場なので、
あそこに瓦礫をぜーんぶ持ってきて、うずたかく積み上げて固めて、「3.11メモリアルオブジェ」を
作ったらいいと思う。

3.11を忘れないし、あの日の政府の無政府さを忘れないし、後世の政治家が反面教師とするよう
時の総理やメルトダウンはないと嘘を言った時の官房長官のオブジェもいっしょに瓦礫で作成して
あげましょ。



確かに瓦礫キャンペーンで、環境省がお金をかけただけあって、お金をもらったテレビは一斉に
瓦礫受け入れないと日本人じゃない・・・・ような感情を攻撃するやり方で洗脳が激しくなって
しかも、またまた津波やがんばる人の涙の映像とセットにして、瓦礫を受け入れさせようとやっきです.

でも考えてください。
わたしたち生きているものの使命は未来に向かって良い方向に歩きだすことです。
それは多くの犠牲になった命への償いでもあるとわたしは思います。

感情で瓦礫を全国が受け入れて、燃やしたら日本中が汚染されることは間違いないことです。
これから日本を背負って生きて行く子どもたちはどうなりますか?


長野県の阿部知事はりっぱです!
朝日新聞に瓦礫の山の写真を載せた(血税で)政府のやり方を、「感情にうったえるのはいかがなものか」と
批判しました。

1キロ100ベクレルでも焼却灰の汚染は30倍にもなるのです。
しかも瓦礫は放射線値の高い物も低い物も混じっているとしたら、少し測っただけでは全体がわからないままです。
その焼却灰は日本中に埋められたりしたら、日本の水源すべてが汚染される危険があります。
放射性物質の混じったものを燃やす・・・ということが危険なことなのです。


それが400万トンも日本全国にばらまこうとしているのは、何度も言いますが日本の子どもたちみんなを
危険にさらすことです。
しかも瓦礫2000万トンのうち、なぜ400万トンだけを全国にばらまこうと必死なのか?
まったく意味がわかりません。

これ以上、子どもたちを苦しめないでほしい。

瓦礫が片付かないと復興ができない・・・・なんてあまりにも単純な政府の発想に腹が立ちます。
運ぶための高い運賃をかけるなら、本当にしっかりした施設を現地に作るべきではないでしょうか?
復興庁の官僚は、知事を霞が関に呼びつけるのではなく、自分たちが現地に行って、予算をきちんと
わたしていくことが、復興するための早道だとは思わないのだろうか?
(頭のいい人たち?ばかりなのだから)


テレビではこれでもかと思うほどの瓦礫受け入れキャンペーン。

受け入れ賛成のじいちゃんばかりをコメントさせそれを流すテレビ・・・
大人はいいよ、もう余生なんだから・・・
でも子どもたちはこれからこの国で生きて行くのです!

感情に流されてしまうことは、未来を間違えてしまうことになるとわたしは思います。


NHKスペシャル
クリックするとユーチューブにいって見れます。

南相馬に生きる人々を取材したこの番組もみなさんに見て欲しいです。「南相馬 原発最前線の街に生きる」

生きることの重さがじーんとせまってきます。

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