S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

私は雨のように生きたいな。(おおかみこどもの雨と雪より)

2013-12-25 16:22:13 | Weblog
社長がきのう夜おそく中国出張から帰ってきた。

今回はいろんな意味で大変だったという。

まず円安、ホテルも食事も以前の倍近くあがってしまっていたと・・・

うちの会社は中国から仕入れをしているんだけれど、中国側も来年からの値上げを要求していたけれど、

この円安でかなり厳しい状況だからとにかくなんとか値上げを待ってもらいたいという交渉。


中国国内も人件費が大幅にあがり、物価も上昇しているので、値上げしたいというの理解できるけれど、

中国の工場にしてみれば同じ値段の元なのに、こちらは仕入れが格段に上がってしまっているという状況です。


それでも中国の工場の社長さんとはかなり信頼関係を築いてきたので、日本の厳しい状況もわかってくれて

しばらく値上げをまってもらったので、ほんとよかった・・・


けれど、工場の社長さんから

「なぜ日本は急激に右傾化しちゃっのか?」と言われたと・・・

中国国内のメディアは毎日日本政府のまるで、昔の軍国主義に戻ったような状況をこれでもかと伝えている。

国民の70%以上は秘密保護法にも反対で各界から抗議や声明文が出ているということは中国は伝えない。

政府が強行採決し、国民の声を無視したことを社長は一生懸命説明したらしいが、

中国の人にとっては国で決まったことは日本国民の意志だというふうにとられる、

どこの国だって、自国の国民をうまく管理するために余計なニュースは伝えないのだろう。


そして社長がショックだったのは、普通のお店の人に

「わたしは日本人が大嫌いだ」と言われたと・・・

面と向かって言われたのは長年中国へ行っていて初めてだったらしくショックだったと言ってた。


中国と仲良くしない限り、日本経済もかなり打撃を受けると思う。

民間では中国の社長さんやいつも乗るタクシーの運転手さんや工場の職人さんまで、とても仲良くして

ほんとうに友だちのようにつきあっているのに、国同士がうまくいってないのは悲しいことだ。


政府がいまや民間の足をひっぱっている状況だと思う。

政府の向いている方向は普通の国民の方ではなく、大企業とアメリカの方だ。


12月の時間の流れの速さはあっという間、もう年末です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする