S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

言葉に支配されないもの

2018-06-07 15:05:33 | Weblog
舞ちゃんも最近、ひらがなやカタカナを書けるようになって、ドラえもんのマンガとか一人で読んでいる。

聞くと、保育園の友達もみんな読めるし書けると言っている。

わたしの子供の頃も、子供たちも小学校に入るまで、ひらがなもカタカナも読めなかったし、書くこともできなかった。

生まれてから、文字を知らない6年間ぐらいは、自分は文字とか言葉とかとはまったく別の世界に生きていたことになる。

たとえば、動物の本能のような世界・・・・・

頭でものを考えるより、からだで感じるような世界・・・


人間って、そういう本能で生きる幼児期ってよくわからないけど、必要なんじゃないかと思う。

理由は言えないけれど、感覚を優先して生きることも時には大切になってくるのでは?

そんなに早く文字が書けなくても文字が読めなくてもいいかなあとも思う。



だから子供に朝4時から文字を書かせ、反省文を書かせ、言葉ごと支配していたような親はあまりにもやり方が

きたない!文字や言葉は人を支配するためのものではないはず・・・

本能では身の危険を察知していたはずの幼い女の子が、文字で支配され逃げられなかった恐ろしさを

どうか神様、あの両親がこれから死ぬまで同じ思いに苦しめられますように。と願う。


将棋の藤井さんの頭の中はAIさえ、想像もできないぐらいですごいと思う。

彼の頭の中は文字や言葉ではない感覚が研ぎ澄まされているのだろうなあ。