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認知症サポーター

2008年09月19日 | 活動
9月18日、南部生涯学習市民センターでミニしおん会が開かれました。
「認知症の予防と認知症サポーターについて」という題で、枚方市立保健センター理学療法士である久場正さんにお話を伺いました。
2004年12月「痴呆」から「認知症」へと呼称が変更されました。
この変更を契機として、みんなで認知症の人とその家族を支え、誰もが暮らしやすい地域をつくっていく運動「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」のキャンペーンが始まったそうです。
キャンペーンの一環である「認知症サポーター100万人キャラバン」では、認知症を理解し、認知症の人や家族を見守る、認知症サポーターを一人でも増やし、安心して暮らせるまちづくりを市民の手で展開しているそうです。
枚方市の目標は、2009年度末4000人。7月現在で1749人。昨日講演を聴いたしおん会のメンバーはサポーターとなります。私もその一人です!
といっても、サポーターとは、何か特別なことをやる人ではないそうです。
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、認知症に人や家族に対して温かい目で見守ることがその第一歩となるそうです。
人として、他の人と接する時、相手の立場にたってとか相手に寄り添ってとか言いますよね。それをちゃんと実行すればいいことなんだと理解しました。
また、認知症予防については、「発症のリスクを少なくする」ということで、生活習慣に(食事や運動)に気を配ること、「脳の活性化を図る」ということで、仲間と楽しく過ごすことだそうです。要するに決して認知症は特別なものではないってことです。
早期治療も大切ということで、行政的に相談できる場所は、保健所です。また、関西医大の滝井病院には、もの忘れ外来があるそうですよ。

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