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インビクタス~負けざる者たち~

2010年02月15日 | 雑記
I am the master of my fate.  我が運命を決めるのは我なり
I am the captain of my soul.  我が魂を征するのは我なり

「インビクタス~負けざる者たち~」を観ました。
クリントイーストウッド監督の作品には、私が観たものは、どれも感銘を受け、はずれがありません。
事実に基づく作品が多いと思うのですが、今回の「インビクタス」も、本当に感動しました。
ネルソン・マンデラ氏が獄中に心の支えにしていた詩の最後の2行、トップに書きましたが、その言葉にも大きく心が揺さぶられました。
27年間の獄中生活から解放され、大統領として、黒人と白人が対立するのではなく、和解し一つになる、それだけを願って、1995年ラグビーワールドカップに、南アフリカ代表チームにかけたマンデラ氏、それに応えたピナール主将、「赦す」という事がどういうことか…
唄も良かったので、サントラ盤も注文しちゃいました。

バンクーバ冬季オリンピックが始まっていて、国を背負って、スポーツ大会に臨むことは好きではないので、TVでのアナウンサーの言葉には常に茶々を入れてしまうのですが…
こんなスポーツ大会もあるのだ…と納得してしまいました。

インビクタス(19世紀の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリー)

私を覆う漆黒の夜     
鉄格子にひそむ奈落の闇
どんな神であれ感謝する  
我が負けざる魂に    

無残な状況においてさえ
私は ひるみも叫びもしなかった
運命に打ちのめされ
血を流そうと 決して頭は垂れまい

激しい怒りと涙の彼方には
恐ろしい死だけが迫る
だが 長きにわたる脅しを受けてなお
私は何ひとつ 恐れはしない

門が いかに狭かろうと
いかなる罰に苦しめられようと
私が我が運命の支配者
私が魂の指揮官


Out of the night that covers me,
Black as the pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.
In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.
Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds and shall find me unafraid.
It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll,
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.


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