もっとも理由の半分は、「神奈川ごはんの旅 めしどきの繁盛店 第3弾」を読んだついでに読み返した「第2弾」に掲載された「薊(あざみ)」のニラレバ写真が気になっていたからですね。

ということで、ラーメン(450円)+ニラレバ炒め(650円)+さすがに半ライス(100円)をオーダー。
ここの「売り」はサンマー麺らしいのでサンマー麺フリーク(?)のワシにはつらい選択でしたが、なにせ写真がとっても美味しそうだったので、迷った末の決定です。
ラーメンは普通の中華屋さんの味ですが、ニラレバは文句なく正しいニラレバ炒めでした。
写真だと分かりづらいが、コロコロとしたレバーはいい仕事をされていて臭みなく柔らかい。 ニラもモヤシもしゃっきりと、厨房から聞こえた中華鍋のカンカンという音の期待通りでした。 メニュー数も広げずに丁寧な仕事をしている感じで好感度も高い店です。

ワシワシと食べ進むと野菜が多いこともあり若干の咀嚼力は要求されるものの、白飯がグイグイと進みます。 これなら半ライスにしなくてもよかったかも…
マリーナに近いという立地もあるのでしょうが、お店には、高倉健さんとのツーショット写真や(多分)加山雄三さんなどのサインが結構貼ってありました。
でも、11時半に着いた時は他に2人しかいなかったお客さんは、ジモティを中心にあっという間に満席になったので、やはり地元密着型なのでしょう。
ごく普通の、そして最近は滅多に出会えなくなった、正しい中華屋さんでした。