自走式移動胃袋～ The nomadic stomach ～

界隈・富士そばでそばやの々坦坦そば

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#川崎駅西口

立ちそば放浪

2023年12月03日

１１月４日のことだが…。この日はたいして忙しくなかった。
朝、目覚めてみると、窓の外からは雨だれの音も聞こえてこない。
「そうか、雨は降っていないのか…」、そう思いながら階下に降りてみたのだが、風呂に入れば、一日の予定が脳内を巡る。
特に車で出かける必要がないから、横浜駅まで歩いて行こう、それも少し早めに出ていつもよりも早い電車に乗り、川崎駅前で路麺でもやろうじゃないか、そう思ったのだ。

川崎駅西口の「富士そば」へ入ってみる。
11月の企画商品として「そばやの担担そば」と言うものが出ていた。
ポスターの商品が旨そうに見えるのは当然だとしても、それがあまりにも魅力式なものに見えてしまったのは、根っからの麺喰い、辛いもの嫌いではないのだからだろうね。

迷うことなく券売機のボタンを押す。
ちなみに、これは11月の企画商品だから、今日現在は出していないかもしれないことを承知していただきたい。

普通にかけそばがベース、そこに肉味噌、白髪ねぎ、恐らくほうれん草が乗っている。
白胡麻が降ってあるな、手間をかけているね。
スープも見た目は辛そうだ。
見るからに自分が好きなタイプの麺だ。

そばだけで充分だと思えないなら、今頃は10kgは肥えているだろうけれども、長年の大喰らいですっかり神経が伸びてしまっているだろう自分でも、そんなことはできない。
半ば当然のようにおにぎりもいなりの食券も買わない。
寂しいが、担担そばを平らげて、残ったピリ辛のスープを汁ものとしておにぎりに向かうことができない。

辛さはそれほどでもないが、元より満足の行くレベルの刺激を期待したわけではない。
麺をぞぞっと啜りこんでも、咽るほどでもない。
スープをレンゲですくい、ちゅっと飲んではにぎり飯を恋しがる。
旨い、これは続けて欲しいなと思うのだが、恐らくはそうは行かないだろうな。

と言うわけで、富士そばが出した「そばやの担担そば」については、ここまで。
食べた時は「リピートしなくっちゃ」と思ったのだが、そうこうしている内に１２月に入ってしまった。
残念だったね。
気付いたのが遅すぎた。
１２月の企画商品は赤富士の小丼とそばのセットになるらしいのだが、まだ食べていない。気になるな。

しかたがないので、11月のミニ豚ネギ玉丼を紹介しよう。　セットのそばには紅生姜天を載せている。