湯沢から田沢湖に向かうのですが、ちとミスコースをしてしまいまして少しずつ取り戻してきた遅れが元通りの１時間半遅れになってしまいます。 適当に決めた予定時間ですので、ずれようがどうしようが問題ないので、特に焦る必要はありません。
そんな中で、距離計の累計が「77,777キロ」となりましたので記念撮影をします（嬉） ワシはギャンブラーではないので、特段の思い入れはないのですが、まあ珍しい数字ということでのご紹介デス♪
２０世紀も末の1999年1月に海を越えてやってきたベム坊が足かけ14年で走ってきた距離は年平均で6000キロになりますが、旅の同行者として実にイロイロなトコロを走ってきました。 この距離は日本の高速自動車国道（9,127キロ）と一般国道（67,238キロ）を足した総延長とほぼ同じになります。 勿論、重複して走っている道の方が多いので日本の国道を全て走破したとはとても言えませんが、一応は沖縄を覗く全ての都道府県を複数回走ってはいますし、北海道の国道はおそらく全部走り切ってるはずですね（慢）
さてさて、記念撮影も終われば本日のお宿へと向かうことにいたしましょう。
途中で角館とか田沢湖とかちょこちょこ寄り道をしながら快適に進みます。 今回の往路はなるべく下道を使って走るようにしているのですが、山形の２桁国道一直線から秋田の３桁国道はなかなか変化のある道で楽しめます。
そんな３桁国道である結構な山道を快適に走っていたのですが、お盆中にも拘わらず工事をしているのか臨時信号に停められます。 後ろから結構イイ音が響いてきたので、振り返ると黄色い星の付いている青いクルマです。 一瞬「ふなサン？」かと思いましたが、地元ナンバーなので違いますね（笑）
その後はタイトなコーナーが続く区間だったので軽く引き離しましてしばらくヒトリ走りの快適な時間を過ごしますが、ちょっと直線が続いたところで後ろから先ほどの青いクルマが迫ってきます。 絡まれるのも嫌だなぁ…とも思ったので、直線でパスさせるとその後ろからもう１台がベタッと付いてきています。 こちらは思いっきり地元の営業車っぽいスイフトですが、これが速いのなんのって（笑）
少し間を空けて後を付いていくのですが、青いクルマがかなり煽られています。 青いクルマも立ち上がりでフル加速すればコーナーがドヘタでも突っつかれるようなこともないのでしょうが、そこまで踏み込めもしないのですね（苦）
さてさて、そんな軽いドラマもありまして、八幡平の脇を走り抜けて鹿角に到着したのは気分的な予定より１時間半遅れのままでした。 実はこれは結果オーライというかとてもラッキーでした。 秋田に入ってからは、ちょと前まで降っていたのが分かるような雨上がりの道を走ったり、行き交うライダーが雨合羽仕様だったりしたのですが、幸いにしてワシは（この日だけに限っては）一滴たりとも（直接の）雨には会いませんでした（喜）
さて、ホテルで一休みすると鹿角の夜の町へと彷徨い出まして、目指すのはホルモン幸楽です。
とりあえずビールを飲みながらヲネイサンに相談して、オーダーを決めます。
ヲネイサン指示により、焼肉＋ホルモン＋野菜＋豆腐半丁という構成になります。
基本は店のヲネイサンが作ってくれるのですが、まずは熱くした（何故か）ジンギスカン鍋にタレに漬け込んだ肉とホルモンがドサッと投入されまして、その次に野菜＝キャベツが大量投入され、豆腐がグルリと置かれていきます。
周りをみているとフチに流れ溜まった汁を上からかけているので、ちょこっとマネしたりして肉が焼き上がるのを待つことにします。
ニンニクがガッツリ利いた甘辛ダレは独特の世界なのでしょう。 客の中にはキレイに化粧してそれっぽい格好をした若き秋田美人が何人かいましたが…う～ん、本当においしそうにホルモンを食べていました。
まっ、ビールと合わせてソコソコにいただきまして、他の店によることもなく鹿角駅前のホテルへと帰りまして１日が終わります。
とりあえず雨に降られることもなく、美味しいモノがいくつもいただけた旅の２日目でありました。
（続く…）
