「ヨリミチシリーズ」はバーチャル&フィクショナルなツーリング記事をベースにして時空を超えてのヲトドケとなりますので、時系列はテケトーに受け流していただきたいと存じます(檄)
バラホルでは炭系を食べなかったので、口直しというほどではありませんが、テクテクと歩いて まるイ十二番丁店 を訪問します。 この日は変則営業というか時間短縮令が出ているとのことで、20時ちょい前に到着=一杯だけアルコールをいただくことにいたします。
なんでも朝ドレの緑宝黒葱というネギがウリとのことでしたから、ネギマシをお願いしようとしたら、ニイサンが写真を指差し「コレがフツーなのですけどマシますか?」とのお言葉を発していただきましたので、素直に従います。
水面が見えないくらいタップリのネギでありましたから、ネギマシにしないでセーカイでありました。
中細のストレート麵がとんこつ醤油の組み合わせが和歌山ラーメンらしいですし、ネギも美味しいので、頬を緩めながらゾゾっと啜り上げていきます。 チャーシューは単品でみると脂っこさが目立ちますが、青ネギ=黒葱とのマッチングでほどよい感じでいただけます。
呑み足りない&食べたりない感はあるのですが、この時期の和歌山はアルコール提供は20時まで&営業は21時閉店の時短なので界隈の店は閉まっていますので、おとなしくお宿に帰ることにして、南海の和歌山市駅までテクテクと歩いてタクシーに乗ります。
歩けば20分以上かかることから軟弱な選択をしましたが、タクシードライバーの方が独り言のように話される近況を聞くと、景気の維持と感染症拡大防止措置の難しさと共にできる工夫というがあるというのも分かります。
やはり、普段の暮らしでは接する機会のないヒトビトと情報交換そしたりするのは、独りよがりにならないためにも大切なコトですよねぇ…
=旅のワンポイント=
今回は和歌山県におけるコロナネタであります。 和歌山は新型感染症の拡大初期にクラスターは出してしまいましたし、大阪との往来も不可避なため条件的にはキビシイエリアだと思います。 しかしながら、その後は実にキリッとした対応をされており、和歌山モデルとまで称されています。
こういった地域住民の側に立ち、無駄な公平よりも公正な取り組みも参考にしていただき、永田町方面から発せられる説得力ゼロの施策をいい加減打ち切っていただき、ゼロリスクを狙わない高い費用対効果というか、努力対効果を生み出す施策を打ち出してほしいものです。
ちなみに、直近では、4月22日から始まり一度の延長を経て5月末日までの時間短縮要請でも実に分かりやすく公平な基準を出しています。 ご興味のある方は 和歌山県のHP をご覧いただくのが手っ取り早いのですが、協力金について大まかには、事業規模と前(前々)年度の日当たり売上別に四段階に分け、粗利に相当するであろう売上高の3割、又は区分別の上限を設定するなど分かりやすい施策を取っています。
ラーメンまるイ 十二番丁店 (ラーメン / 和歌山市駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.6