のまゆ

開店休業

今年2回目の台湾2024初夏~その5・2021年開業の台中MRTに乗る~

2024年10月20日 21時00分00秒 | 2024年05月台湾乗鉄旅行
台中MRT北屯総駅から台中MRTに乗車します。2024年現在台中MRTはグリーンライン(緑線)北屯総駅から高鉄台中駅までの約16.7kmが運行中です。7路線が計画されていて、2034年頃にブルーラインの台中港駅から台糖生態公園駅までの約25kmの開業が予定されています。


MRT北屯総駅
運賃体系は高雄MRTと同程度で台北MRTより気持ちお高めです。1日乗車券があります。台湾の主要交通系カード、クレジットのタッチ決済、一部QRコード決済で乗車可能です。


台中MRT各駅の自動券売機は多言語表示対応で日本語の表示もできます。交通系ICカードのチャージは1元単位で可能ですがおつりはでませんのでご注意を。インターフェイスは台北MRTのものとほぼ同じように感じました。


改札を抜けると2番線ホームで日中時間帯はこちらのホームが出発ホームになっており列車が発車します。


階段をのぼり1番線が到着ホーム。エスカレーターやエレベーターもあります。この駅に限らず片側のホームが改札直結で対面のホームへは跨線橋を利用する駅がほとんどでちょっと不便に感じました。地上区間はまだしも、高架区間でもその構造なのはコスト的な制約が大きかったのかもしれないですね。


全駅ホームドア完備です。


現在の路線は緑線の一路線のみです。


例によってキャラクターあります。


降車扱い後引上げ線を利用し乗車列車が到着しました。日中は8~10分間隔です。


車内の様子
列車は2両編成で全長は約44m。各車両の片側に5ドアなのが特徴でしょうか。海外でよく見かけるプラスチック製の座席が並びます。ピンク部分は博愛座(優先座席)。


車内案内表示器はLED製。


103a北屯総0928→105文化崇徳0937 9分/NTD20


10分ほど乗車し文化崇徳駅で下車します。こちらの駅は徒歩約450mのところに台湾民俗文物館があります。


文化崇徳駅は高架区間にある駅なのですが、高鉄台中方面ホームからですと跨線橋→北屯総方面ホーム→改札→階段を降りて地上という動線。駅の北側エリアが目的地ですと地上に降りた後、信号を渡る必要がありとても遠回りに感じました。毎日この方面で利用されている方がいたら大変そう。



台湾民俗文物館付近
台湾民俗文物館は開館前でしたのでスルー。公園は近隣の方の憩いの場という感じ。


信号を渡り、階段をのぼり、改札を通り、跨線橋で反対側に移動して列車を待ちます。


105文化崇徳1001→110市政府1009 8分/NTD20
台中MRTはドライバレス運転ですが、一部列車には係員が乗務していました。


係員が乗務していない場合も当該エリアは立ち入り禁止です。


高架区間はさぞ景色が楽しめるのではと楽しみにしておりましたが、都市部の高架区間なのでほぼ防音壁で眺望はなし。


市政府駅は主要駅ということもあり両ホームに改札口があります。駅構内も跨線橋でつながっているため使いやすい駅だと思います。


キャラクター・・・


駅周辺は台中市政府や少し歩いたところには文化歌劇院等もあります。


110市政府1025→119高鉄台中1043 NTD30
最後に終点の高鉄台中駅まで移動し台中MRTの既存区間クリア。

高鉄台中駅は台湾鉄道新鳥日駅の隣に立地し、台湾新幹線台中駅・台湾鉄道新鳥日駅との乗換駅です。


駅南側改札からは台湾鉄道、駅北側の改札からは台湾新幹線への乗換が便利です。新幹線からは駅舎の曲がっている部分に入口がある感じ。


近くには観光ガイドでよくみかける彩虹眷村があるので行ってみますか。

バスに乗って10分くらいの場所にあるのですが、行き当たりばっ旅なので大きい駅で乗車するバス停がどこにあるかよく分からず、YouBikeで行くことになありました。YouBikeポートはMRT駅から地上出たところにありました。高鉄台中駅からは緩やかな上り坂がつづくのですが約15~20分で到着。


彩虹眷村
映えスポットとかあんま興味ない・・・東南アジア系の観光客が多かった(たまたま観光バスで団体が来てただけかも)です。


帰りは緩やかな下りがつづくのでYouBike向け。15分弱で戻ってこれました。


ここからは再び台湾鉄道に乗って南下していきます。


つづきます。


コメントを投稿