前述の記事で自分の性格の自己分析を記述したけれど、自分の性格の大半を占めているのはどちらかといえばネカディブ面の方が多いように思う。
特に自責の念は、他人が気にしていないと言っても「傷ついたと言うと気にしてしまうから言っているのだろう」という最低な思考回路に陥る事がある。
「お前のせいだ」という「呪い」の呪縛に縛られ続けてきたせいで、「ああやっぱり自分は失敗したのだ」となりやすい。
沖さやかの「マイナス」という漫画がある。
ストーリーは主人公の恩田さゆりが「嫌われた」と思い込むとどんな手もいとわず暴走してしまうという物語だ。
あそこまでは行き過ぎないが、「嫌われた」と思い込むとどうにしかして相手に謝罪しなければならない、という思考の面では恩田さゆりとは正反対だが変らないところがある。
自己肯定感の低さも、この思考に関しては関係している。
母親に「生まなければよかった」と言われ、「私だって望んでいなかった」と11歳か12歳の頃になると、周囲の世界が灰色になった記憶がある。
この頃から、振り返ると同級生や他の人間に常に怯え、気をつかい「すいません」が口癖になり身を小さくして踏み潰される羽虫のように生きていた気がする。
もちろん長年の友人は「謝罪の頻度の必要性」についてアドバイスをくれたが、それでも癖になっているような気がするのだ。
「自己を省みて、反省をする」という行為ができない人間が世の中には沢山いる。
それに比較すれば、と強迫観念のようになっている気がする。
もうこれ以上、なにをこれについて書けばいいのかわからない…。