話は和室に戻ります。
以前これで納得したはずだったんだけど
やっぱりこのありふれた障子の見栄えがちょっと・・・。
(鬼門の方角なので鬼の手ぬぐいかけてました。目には目を、鬼には鬼を、的な。山口県萩市の沖にある見島というところの風習で島民に愛されている「おにようず」という凧をモチーフにした手ぬぐいです)
まあそんなかんじで、格子を柿渋で塗る事にしました。
てことで、去年貼り付けたばかりですが障子紙を剥がします。
プラ障子なので破れる事なく剥がせるんだけど、障子用の粘着テープが劣化してない分、木まで一緒に剥がれて来る;
これはあとからヤスリがけコースですね;
こんな感じに剥がし終えました。
破れなかったので障子紙は再度使う予定です。
日光は多少当たる場所なので20年近くたって若干濃い色に成長しているけど、オールドウッドワックス(チーク)で塗った襖格子よりは薄いので色のコントラストが気になっていた。
同じワックスで仕上げる方がいいんだろうけどもう大変すぎてワックスはしたくないので柿渋塗って済ませる方向です。塗ってから時間経過で濃くなってくるので柿渋塗って一年くらいで育てていく方向。多分襖格子の方とすぐに色はあわないだろうなというのは理解の上で進めてまいります。
てことで買ってまいりました。柿渋。
薄めずこのまま使いたいと思います。
塗った直後はこんな感じ。
湿ってるので若干ツヤっぽく見えてるけど乾くとそんなでもなくなります。
左が塗って一日経過。右が未塗装。
違い分かります??
塗った方は若干オレンジブラウンな色味。
時間経過で赤みが抜けてくるみたいです。私はこの色が好きだけど。
左が塗装済みね。比べると分かりやすい。
わざとらしい塗り色ではないのに古っぽさが出ていていいかも。
あと20年くらいエイジングできた感じ。
塗った格子を作業部屋から和室に戻して~は次回。
ちょっと考えが変わったので完成までもう1記事続けることにします
~シリーズ~
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