のんびりと魔女を描くブログ

魔女が絵の中で旅ができるように、只今、絵を描く修行中です。
よろしくお願いします。

桜を描こうとしたら1ヶ月かかってダメになった話

2022-07-14 08:52:00 | 日記
こんにちは!さいたです。
大変ご無沙汰しておりました。

記事に間ができてしまいましたので、夏の今ですが、春の内容を書かせていただきます。

桜の絵の話です。

春すぎるっっ!!!!



桜の絵を描いてみたのですが、タイトルにも書きましたように、1ヶ月もチャレンジしておいて最終的に没になりました。

なぜ没になってしまったのか。

白でありピンク色である桜の、掴みどころのない色の表現の難しさと、その表現に対して私自身にアート力が足りなかったのです。

何度もチャレンジするうちに、見えてきたきっかけを順を追って書いていきたいと思います。

(ここで言う桜は『ソメイヨシノ』のことです。)



前回、下地を学ぶときに桜を描いていました。

▼これなんですけど。


描いているうちに桜の色がわからなくなってしまったんですね。

色を濃くしようとするとピンク色になっちゃう。
薄くしたら白なんですよ。全部同じような色になって花が目立たなくなるんです。

この絵の元になった写真は、空が曇っていました。写真でははっきりと桜と空が分かれて見えるのに、絵で描くと同じような色になって、違いがわからなくなる。

どうにもならず、構図が悪かったかな?と言い訳して描き直しました。

今度は晴天の桜にしました。
▼これがモデルの写真


▼チャレンジ2回目



背景の桜が紫すぎて、もはや何かわからない。
色を薄くすると白くなる。
このふんわりピンクはどうやって表現すればいいんだ???

桜の色がつかめません。

もう嫌だっ!と放り投げました。

数日後、気を取り直しました。

▼チャレンジ3回目



一部分だけ載せてます。
途中までなんとかなりそうでした。

どうにもならなくなったのは、
手前の桜が白くなりすぎているのを直すと、やはり背景と同化することです。
濃くすると不自然なピンク色になる。

晴天とか曇天は関係ないのかもしれない。

やはり桜の色の表現の仕方がわかりません。

遠い桜も近い桜も、遠近感の出し方もこんがらがって、何をどうしたらいいのか、わからなくなってしまいました。

ただ、桜の描き方が写真と同じでは、絵としての桜を表現できないかもしれない、と感じるようになりました。

なぜなら▼



桜の背景の下の方を青くする方が、不自然でもなく、引き締まった絵になったんですね。

写真では当然青色はありません。

これが絵で表現するということなのでは?

アートの力です。

とはいえぐちゃぐちゃになってしまった私の頭。

この絵はくちゃくちゃポイしました。

桜を描くのはまだ早いんだと諦めようとしましたが、ここでやめるのはなんだか悔しい。

桜の下の部分を青色にするという、写真とは違う絵の表現というのを試してみたい。

そこで
1、写真は参考程度にする。
2、遠い桜、中間の桜、近い桜をきちんと整理して、遠近感をしっかり描く。
3、色は違っても気にしない。

これを心に刻んでラストチャレンジ▼




遠い桜と中間の桜を描き分けました。
下の方には写真と違い青色を使います。

しかし▼



近い桜にどうやって影をつけても、桜になりませんでした。
近い桜の影もアートの力を使わなければ、桜にならない??

そもそも私が花を描く画力も足りなかったのか。

私にはこの影を表現できなかった。

どうすることもできない。

ここで桜を描くのを心から納得して中断しました。
桜の花を一厘描く練習が必要だと思います。



桜は空の雲と同じ。

雲は空の他に大地があるから美しい。
雲だけ描いたら目立たなくて意味のわからない絵になりやすい。

桜の花も同じです。桜だけ描いても色が掴みにくい。
花は白いのに、集まるとピンク色になる。
形はあるのに、まるで掴みどころのない雲のようです。

周りに桜でないものを描けば、絵になるのかもしれない。
でも、世の中の芸術家は、桜だけの絵を描いている。

それはすごいことだったんだなぁと思いました。

私に足りないのは、近いものを描く力と、写真とは違う、見えないものに色を見つけるアートの技術です。

そこに存在するものを、同じように描いては、写真を超えることはできない。
(同じように描くこともまだまだできてないくせに、大きなことを言ってます。)

まずは掴みどころのある色のものをコツコツと描いていこうと思いました。

そこで技術を掴めたら、
また桜を描いてみせるぞという意気込みを持ちました。

そう思って気がつけば、1ヶ月の間、桜を描いたのに完成はできなかったのでした。

周りはとっくに初夏の景色。

あっという間の春でした。


最後まで読んでくださりありがとうございました!次回もよろしくお願いします。


下地って何?

2022-06-08 13:09:00 | 日記
こんにちは!さいたです。

空の絵に一旦区切りがついたので、
アクリル画の本を読んで勉強しようと思った私は、図書館で「アクリル画の入門」みたいな本を借りてきました。

最初のページを開いたら
『下地』の章が出てきました。
アクリル画と言ったら下地ができなきゃ話にならない、という雰囲気です。

色んな色を飛ばして点々つけたり、
紙とか貼ったりしてる。

私は目が点。

下地とはなんぞや???

なぜやらねばならんのか????

何色で塗るの?????

???がいっぱい!

つまり、私がわからないのは、

「なぜ紙の上に乗せたい色を最初から塗っちゃいけないの???」

です。

調べました。

わかりませんでした!

絵に面白味を与えるとか、深みを与えるとか、偶然がアートを作るとか、色んなことが書いてあるけれど、見本を見ても理解できなかったです。

それでも下地を試してみました。
▼桜の絵に点々をつけてみたのです。


木に味が出たのかなあ。

やっぱりわからない。

それで私の出した結論。
「下地が必要だと思うのは、きっと、経験から感じるものなのでしょう。それがわからない時は、気にしない。」

これでいいのです。

借りてきた本を読むと、
アクリル絵の具は透明を使うのであり、不透明のアクリルガッシュを使うのはよろしくない、というようなことがやんわり書いてありました。

アクリルガッシュが家にあるんだから、使ったっていいじゃない!!

これはつまり、今の私には読んじゃいけない本でした。

この先も楽しく描こう。

そしてそのうち、下地に気がつけるようになるんだわ。
それでいい!


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。次回もよろしくお願いします。


空を描く。今の私の最大限はここ。

2022-05-19 16:53:00 | 日記
こんにちは、さいたです。

空が描けるようになったら描こうとしていた空を、空が描けなくても描いてみることにしました。

▼1.空と薄い雲を描きました。



茶色いところは地面です。

▼2.濃い雲と山々を描きました。



▼3.雲や山に影をつけます。


うーん。
気に入りません。
光が入らない。。。

そんなわけで、書き直しました。

▼影をつける前の段階

やばさしかない。
このままじゃ、前回と何も変わらない!!

そこでアドバイスをいただきました。
山の色をもっと薄く。
雲の影は写真の色をよく見る。

▼そして急に変わった。


光りが入り、風が吹き、空間ができた。

▼完成


今の自分にこれを超える絵がまだありません。
なぜなら、私が光と空間の表現方法をしっかり認識していないからです。
この作品はアドバイスをいただいたからこそできて、さらに偶然が加わったのです。

私は未熟なのです。

この絵を描ける力が安定して出せるようになったら、少しは自信が持てるのではないかと思います。

これからも励みます!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。





五月病でーす

2022-05-11 12:43:00 | 日記
こんにちは、さいたです。
ゴールデンウィーク、楽しむことができましたか?
お仕事など、休みでなかった方もいると思います。いつもお疲れ様です。

私はお休みをいただきました。
ありがたいことです。

しっかりと休めたおかげで、元気満々かというと、日常に戻るのにバテているのが本音です。
少しずつ慣れていきたいです。

さて、絵の方ですが、実は4月から一枚の絵にこだわり、描き直しを繰り返して、5月になっても作品として完成していないのでしたー。
こんな現状です。。。

が、しかし。
4月に至るまでに色々やってますので、
それをお伝えしようと思います。

が、しかし。

すみません。
日常にバテているのは本当に本当で、脳がくたばってます。

ブログの記事を構想することができないので、
今日はとりあえず、、、終わりにしまーす。

脳が復活したら、記事を書きまーす。

すみません💦

こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

次回もよろしくお願いします。


健康第一と、そして再び空チャレンジ

2022-04-27 18:10:00 | 日記
先週の土曜から随分と体調を崩しまして、数日ほど寝て過ごしていた、さいたです。
こんにちは!

新生活が始まり、
その疲れが溜まった結果だと思います。

健康は大切ですね✨

ここ数日、大好きな絵すら描こうと思えませんでした。
健康でなくては好きなことはできないということですよ。

それって楽しくない人生になっちゃいますからね。

まずは体を整えているのが今の状況です。

ですが、このブログは時差がありますので、3月ごろの活動についてお話します。

▼まずはこちら。


夕焼けです。

色の使い方を学ぼうと、図書館から絵の描き方の本を借りてきました。

それを参考に描きました。

色の勉強なので、私が使うアクリル絵の具じゃなくてもいいだろう。
ということで水彩絵の具(不透明)で描き方を学びました。

この他にもたくさん描きました。
曇り空、いわし雲の空など。

そして
オリジナルに挑戦したのがこちら▼

今見るとなかなか良く描けていると思うのですが、
描いた時は納得できていませんでした。

というのも、
薄い雲が全く描けていないからです。
薄いのも濃いのも同じような雲になってるからです。



この時期に、助言をいただいている皆さまより

「アクリル絵の具と水彩絵の具は技法が違うから、アクリルを使うなら、アクリルを使った方がよい」

という助言をいただきました。

そうかー。

と思いました。

それじゃ、アクリル絵の具で薄い色をチャレンジしてみよう。

そう思って描いたのかこちら▼


今思えば、悪くないと思うのですが、描いた時は撃沈いたしました。

薄くないよね〜。。。ってね。

実際目にして見ている雲の美しさが、この絵の中に全く表現されていない。
そう思いました。

あたしはここまでかもしれない、、、
少し凹んでおりました。

そんな彷徨う私に、また教えていただいたことがあります。

雲は実体のないものです。

実体のないものだけを紙に描いていても、美しさが表現しきれない。

そんな大切なことが教えてもらえました。
(ありがたいことです✨涙)

そう。

雲は他のものがあって初めて美しく見えるのです。

山、家、大地、、、それらと合わさって美しく見えるのが雲!

絵は写真とは違うのです!!

雲だけ描いても成功しないのです!!!


凹んだ私は立ち上がりました。
まるでリングに倒れたロッキーが立ち上がるかのように。(古い?)


雲が描けるようになったら描こうとしていた写真があります。

名付けて「これが描けたら目標達成の雲の絵」です。

立ち上がった私は、
まだ雲が描けてないけれど

「これが描けたら目標達成の雲の絵」の空を描いてみることにしました。

次回に続くっ!!!


最後まで読んで下さりありがとうございました!
次回もよろしくお願いします。