こんにちは!さいたです。
前回は不透明水彩がどこまで不透明なのか実験をしてみました。
簡単に言えば、下地が薄い色で上から厚塗りすれば不透明になるという結果でした。
その中で別の問題が発覚!
今回はそれをお伝えしたいと思います。
少し長いお話になりますので、よろしくお願いします。
▼こちらはコスモスの絵のモデルです。
▼そして描いた作品がこちらです。
見ていただくとお分かりのように、色が違います。
本物は華やかなピンク。絵はくすんだピンクです。
これが今回の問題です。
ずばり、絵の具を塗れば塗るほど、本物から遠ざかってしまう問題〜!パンパカパーン!
不透明実験をしている時に、コスモスを赤の強いピンクで塗ってみました。
【赤多め+白】
すると少しグレーがかった赤ピンクになりました。
あれ?下地の水色が邪魔をしたかな?
そう思って、今度は不透明になりやすいイメージをもっている白(私の勝手な発想)
を多めにいれてピンクを重ね塗りしてみました。
【赤少し+白多め】
とてもピンクなので赤みを入れたい。
白をつけずに赤色を塗りました。
【赤のみ】
その結果なのです。
重ねすぎて色がだんだん濁った色になってしまいました。
水彩絵具って色を混ぜ合わせるほど、色が濁るのだそうです。
よくわかりました。
さて、これはどういうことでしょうか。
色は赤、青、黄の3つがあれば何でもできるのではなかったのですか?
12色もあれば、世界の全てを網羅(もうら)できるくらいだと思っているのに!
違っていたの。
私は間違っていたのです。
コスモスの色が実際と違うとTwitterでつぶやいたところ、親切に色のことを教えてくださる方がいました。(本当にありがたかったです!感謝〜!!)
なんと!!
混ぜてもできない色ってたくさんあるそうです。
だから水彩絵具にも16色とか32色とかあるのですね。
混ぜればどんどん色がくすむのだから、単色で色が決まればいいわけです。
これは私にとって隕石が頭に落ちるくらい衝撃的でした。
今回のコスモスの場合、赤ではなくて「マゼンタ」という赤系の色を使うと良かったみたいです。
マゼンタ色を検索しましたら、なるほどと思いました。発色が鮮やか!
YouTubeでコスモスを描いている方もマゼンタとか、それに近い赤色を使っていました。
色は混ぜて作るだけではなかったんです。単色を使いこなす必要があるのだということを今回は学びました。
とはいえ、私はすぐに絵の具を買い足すことができません。
自分の手持ちで不透明水彩以外にあるものといえば水彩色鉛筆。
これでさらに仕上げてみました。
▼これを(before)
▼こうした(after)
どうでしょう。少しだけ華やかな赤になりましたでしょ?
今のところ、私が求めている絵を描くには、不透明水彩と水彩色鉛筆で作品を描く必要があることがわかりました。
今後は不透明水彩と水彩色鉛筆を使って描いていきたいと思います。
長々と最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回もよろしくお願いします!!
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