小さな花びらのひとりごと

ムラサキ

紫と書けば色

ムラサキと書けば花

ムラサキ科のムラサキです

 

根が暗紫色でこれが生薬の紫根と呼ばれています

子どもの時に

かゆみの軟膏として誰かに貰った記憶があります

色は本当に暗い紫でした

 

紫根は染料としても使われます

母の実家の近くに紺屋さんと呼ばれる染物屋さんがあったので

よく見に行っていました

あの紫色は

この純白の花の根から取り出した色だと知ったのは

数年前です

 

 

 

 

レッドリストでは

近い将来絶滅する危険性が高い種に指定され

栽培も検討されていますが

発芽率が低くウイルスにも弱いため

それも困難なようです

 

 

紺屋さんですが

いつの間にかなくなっていました

今は「紺屋町」という町の名前だけが残り

当時を忍ぶよすがとなっています

 

 

 

 

 

 

 

コメント一覧

ふゆいちご
オリーブbebeさん
何だか照れます。
知識といってもNETで調べたり、先輩が教えてくれたりしたもので、季節が変わると忘れてしまいます。
ムラサキは、昔は草原でよく見られたそうですが、今は草原がなくなって藪になってる事も個体数が減ってる原因だそうです。
私の山好き、野草好きは、母譲りですが、従姉の部屋に飾っていたコマクサの写真に憧れた事も、きっかけのひとつです。
オリーブbebe
初めてブログを読ませていただきました。可愛い花の知識にビックリです。ムラサキが紫色の元になるのですね。どんなところに咲いているのでしょう?もしかしたら草むらにそっと咲いていて何気なく見過ごしてきたかもしれませんね。そんな小さな花たちの思いを花たちに代わって伝えてください。これからまた読ませていただきます。有り難うございます。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

最近の「花の記録」カテゴリーもっと見る