キンポウゲ科のタンナトリカブト 漢字で書くと丹那鳥兜
丹那は土地の名前でしょう
トリカブトは種類が多いです
ご当地もの
キタダケトリカブト、ダイセツトリカブト
キタザワブシ、カワチブシ、サンヨウブシなどなど
土地の名前ではないけれどサクライウズとかもあります
花の付き方や葉も違うのでしょう
私が見れば全部「トリカブト → 毒 → 怖い怖い」
ところが
アイヌの人々は、この花の根にある強い毒を
矢尻の先に塗って獣に放ち、身を守っていた、
そして仕留めた肉は、粗末にせず食料にしていたようです
生きるために使っていたのですね
アイヌの人々は、神が動物や植物に形をかえて宿り
日々を支えてくれ、守ってくれていると考えていたのです
毒のある花が、逆に生きる力を与えてくれていたと知り
植物と人との付き合いの
奥の深さをしみじみと感じました