韮(にら)Allium tuberosum の花
多年草 ゆり科ネギ属 原産地 東南アジア地方
開花期 8~11月 花径 6mm位 草丈 30cm位
独特の臭気があることから「においきらう」(香嫌)、これが「にら」に変化したという説や美味であることから「みら」(美辣)、これが「にら」に変化したと云われている説があるようです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
お花は茎の頂点に半球形の白い小さな花を多数花火のように散形花序につけます。花弁は3枚ですが、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見えます。雄蕊(おしべ)は6本、めしべの根元にあり、将来果実になる部分の子房は3つになっています。子房は熟すると割れて黒色の小さな種を散布します。根は多数に株分かれして線形で扁平の葉を伸ばし、束生します。この葉が食べられるます。ちぎると韮独特の匂いがあります。鱗茎は長卵形で、鱗茎の下には短い根茎があるそうです。花のつく茎も蕾がつく頃に食べることができます。ねぎの一種で、ビタミンAとカロチンを多く含み、消化を助け、風邪の予防効果もある。漢方では種子を乾燥させたものを「韮子(きゅうし)」といい、胃腸薬などの用いる。葉は、韮白(きゅうはく)という生薬で強精、強壮作用があるそうです。
[栽培]日当たりが適地ですが、半日日陰でも育つそうです。 肥料は収穫ごとに液肥等をお礼肥を施すとよいようです。種を蒔いたその年は、球根や根の成長を促すために年2~3回に収穫を抑えます。 分球(球根が分裂)しますので、2~3年目以降、土の中で分裂した球根を手で分けて、植えなおす必要があるそうです。放っておくと葉が硬くなったり、細くなったりしますので、春と秋に1回ずつ200倍に薄めた硫安水を撒くのがよいそうです。 葉の部分だけを収穫すると、より早く再生し、年6回ほど収穫できるそうです。
(ちょっとメモ)黄ニラ、花ニラについて
黄ニラ
韮の芽が出る前の根株に覆いを被せて光を制限することで軟白化させた中華料理の食材です。韮特有の臭みがなく、甘みがあるそうです。日本では岡山県が主産地です。
花ニラ
韮の花茎と若い蕾を食べる中華料理の食材です。花ニラ専用の品種が栽培されていて、日本で主に栽培されているのは、台湾から伝わったテンダーポールという栽培品種です。ネギ科ハナニラ属の花ニラは別種で、野菜の花ニラとは異なるそうです。
[用途]食用、薬
[花言葉]多幸、星への願い
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