ユーパトリウム「チョコレート」Eupatorium rugosum 'Chocolate'
耐寒性宿根草 キク科コノクリニウム属 原産地 北米
開花期 7~10月 花径 1cm位 草丈 1m位まで
ユーパトリウム(Eupatorium)は、 紀元前1世紀の小アジア地方の「ユーパトール王」の名前にからきているようです。この植物を薬用にしていたらしいとのことです。
よろしければ曲を聴きながらどうぞ!(ピアノ曲)Please listen to the song if you like! (Piano song)
かつてはフジバカマと同じユーパトリウム属に入れられていましたが、現在は別属のコノクリニウム属に分類されているそうです。ユーパトリウムの名前ですでに広く普及、認知されていますので、その名残で現在でもその名前が通っているのかもしれません。エンゼルトランペットの木立朝鮮朝顔属と同じようですね。原産地は北米からメキシコにかけて、河川や池沼周辺の草地のような湿り気のある場所に好んで自生します。日本には最初、切り花用に栽培され普及しましたが、性質が強く夏の暑さに強くて花も涼しげで美しいところから一般の園芸にも用いられるようになったようです。晩夏から秋にかけて花茎を長く伸ばして白いお花を複数密集し咲かせます。お花の容がフジバカマやアゲラタムそっくりです。若い葉はパープルを帯びたシックなくすんだ緑で葉脈がチョレート色になり、茎も同様になります。お花との配色が美しく、ブロンズグリーンの葉に繊細な白いお花が良く映えます。海外でもカラーリーフの宿根草として人気の品種だそうです。花色はこの白の他に青紫があるようです。同種に青花フジバカマと呼ばれている品種もあります。
[栽培]耐寒性、耐暑性ともに強く丈夫で育てやすいそうです。日当たりから半日陰の水はけ、水持ちのよい肥沃な場所が適地です。植え付け時にあらかじめ腐葉土や堆肥をすき込んでおきますが、多肥にすると徒長しますので肥料は控えめにするそうです。風通しが悪いとウドンコ病になることがあるそうですが、他に病害虫は特にはないようです。苗の植え付けは3月から4月が適期です。地下茎が伸びるので、地植えにするとよく育ちます。株分け、さし芽、タネまきでふやすことができます。耐寒性、耐暑性ともに強く丈夫で育てやすいそうです。
[別名]玉咲き銅葉フジバカマ、西洋フジバカマ、ミストフラワー
[用途]鉢植え、花壇、切り花
[花言葉]あの日を忘れない、あの日を思い出す
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