なんて言うとこの現代社会では、ちょっと変なやつと思われるかもしれませんが、実際、幼い頃からよく食べていたそうです 。
母がちょっと硬いパンの耳をサラダ油でカラッと揚げて、お砂糖をまぶしておやつにしてくれました。
まだ油がよくきれていないのに、母の目を盗んで、熱々の揚げたてを頬張って叱られた記憶がありす。
だからでしょうか?
いまもパンの耳だけでなく、フランスパンの両端とか、カステラ、ようかん、板こんにゃく、かまぼこ、などなど・・・・・・
とにかく端っこが、なんかへん?かもしれないけど大好きなんです。
いまは、我が社では廃止となったサービスだけど、
以前はファーストクラスに、ドーーーーンとでかい塊のローストビーフがあり、ホースラディシュとクレソン、グレービーソースに付け合わせのお野菜をワゴンにセットして、
ファーストクラスのお客様のお席の前で、ローストビーフを切り分けサービスしたものです。
大切なショウであり、パフォーマンスでもありました。
レアが好きな方には真中を切り、ミディアム希望の方にはもう少し端、ウエルダンの方にはかなり端のほうをカットします。
お肉の焼き加減については、常に神経を集中して、細心の注意を払ったものです。
仕事がどんなに出来ても、ローストビーフの焼き加減を失敗すると、全乗務員 からブーイングを浴び、陰で「今日のファーストクラスのローストビーフ、失敗したらしいよ」とささやかれるのです。
そして当分ファーストクラスのギャレーを任せてもらえなくなります。
私はこのギャレー(調理場のこと)の仕事が大好きで、接客が苦手ということもありますが、ローストビーフの端っこが食べらるからかもしれません。
全路線のファーストクラスに搭載されているので、お客様のオーダーがなくても、食事のサービスが終わったら練習に焼きます。
自分流にアレンジしたり、たとえば、端っこを薄めに食べやすいようにカットし、たっぷりのホースラディシュと、グレービーソースの代わりにお醤油をかけて、和風な感じで、それとサイドにはご飯と梅干し!
何回食べても不思議なくらい飽きなかったな~
だいたい、キャビアとかフォワグラだとか、スチュワーデスになるまで聞いたことも見たこともなかった。
飛行機に乗ったのも入社してからだし、 だから珍しくて、先輩たちの真似をして、キャビアライスだの、フォワグラをローストビーフの上にトッピングしてソースにアレンジしたりしてだので食べたけど、やがて飽きてきたことと、また、どんどんと肥ってきたのもあり、あまり食べなくなりました。
やはりローストビーフの端っこと、梅干と、ごはんの組み合わせが一番
いまは残念ながら端っこのローストビーフは無いので、毎フライト、梅干しと御飯です
私の姪っ子の綾は三条市のリリパットというパン屋さんで働いています。
綾は赤ん坊の時から利発で、本当に良い子で、ちょっと言葉を話すのが遅かったけど、 言葉を理解するのはすごく早くて、こんなに、ちっちゃい赤ん坊なのに、言ったことわかってる
とびっくりしたものです。
それを確かめることが面白くて、ちっちゃな綾を抱き、温泉旅館の売店に行っては、おいしそうなお菓子を指さして
「綾、これほしい?これは?買ってあげようか?」と問うと、
話せない綾は両手を使ってジェスチャーで、片方の手はグーで、もう片方はパーで、パーを下にしてグーで上から叩きます。
これがイエスのサインなんです。
その仕草がなんとも可愛くて、くり返しくり返し、何度やったかわかりません。
そして何も買ってあげてないかも?しれないということに、いま気づきました。ごめんね綾
先日、実家に帰った時、綾の「いらっしゃいませ」が聞きたくて、こっそり、リリパットに行きました。
が、 不意打ちを食らったはずなのに、綾はしらんぷり、
なんで、なんで、なんで、無視するの~ ~とちょっとショック、なので近寄り、
「綾、いらっしゃいませは?言ってよ。お客さんなんだからさ。」って言ったら
「やだ!言わないよ。
だって、お店に入る前からノリコおばちゃんだってわかっちゃったんだもん」
だそうで、失敗
こんなことを何回か繰り返しているので、敵もさるもの、用心していて、結局のところ、未だに綾の
「いらっしゃいませ」を聞いていない。
弟の嫁の真由美さんは
「えっ!お姉さん聞いてないんですか?綾ちゃんの{いらっしゃいませ}を!とっても、 可愛いですよ」
だって、ま、また再チャレンジしてみるか。
このお店でパンの耳を発見した時はうれしかったな~
すぐに売り切れちゃうので、午前中の早い時間帯に行かないと売り切れてしまうのだそうです。
私はパンの耳の袋詰めを3個発見、全部買おうかなと思いましたが、なんか綾が睨んでるみたいだし、すごい量だし、なので考えて1個にしました。
家に帰ってトースターで焼いて食べてみると、すんご~い美味しい
やっぱり全部買って、冷凍にしちゃえば良かったな~と後悔しました。
綾にメールでそのことを伝えると、
パンの耳を好きなのは、ノリコおばちゃんだけじゃないんだよ。
店の常連さんで、それを楽しみに来てくれる人がいてね、
私たちはそのおじさんのこと、陰で、耳男くん、と呼んでるんだけどね。
だって私も耳子さんと言われないように気をつけなきゃ。と思いました。
そうはいっても、やさしい綾。
先日、綾の両親、姉夫婦がこちらに来た時
「綾に頼まれたの。渡してくれって。パンの耳だけど?」
と不思議そうに姉が持ってきてくれました。
綾もいいとこあるじゃん
うれしい!ありがとう。
母がちょっと硬いパンの耳をサラダ油でカラッと揚げて、お砂糖をまぶしておやつにしてくれました。
まだ油がよくきれていないのに、母の目を盗んで、熱々の揚げたてを頬張って叱られた記憶がありす。
だからでしょうか?
いまもパンの耳だけでなく、フランスパンの両端とか、カステラ、ようかん、板こんにゃく、かまぼこ、などなど・・・・・・
とにかく端っこが、なんかへん?かもしれないけど大好きなんです。
いまは、我が社では廃止となったサービスだけど、
以前はファーストクラスに、ドーーーーンとでかい塊のローストビーフがあり、ホースラディシュとクレソン、グレービーソースに付け合わせのお野菜をワゴンにセットして、
ファーストクラスのお客様のお席の前で、ローストビーフを切り分けサービスしたものです。
大切なショウであり、パフォーマンスでもありました。
レアが好きな方には真中を切り、ミディアム希望の方にはもう少し端、ウエルダンの方にはかなり端のほうをカットします。
お肉の焼き加減については、常に神経を集中して、細心の注意を払ったものです。
仕事がどんなに出来ても、ローストビーフの焼き加減を失敗すると、全乗務員 からブーイングを浴び、陰で「今日のファーストクラスのローストビーフ、失敗したらしいよ」とささやかれるのです。
そして当分ファーストクラスのギャレーを任せてもらえなくなります。
私はこのギャレー(調理場のこと)の仕事が大好きで、接客が苦手ということもありますが、ローストビーフの端っこが食べらるからかもしれません。
全路線のファーストクラスに搭載されているので、お客様のオーダーがなくても、食事のサービスが終わったら練習に焼きます。
自分流にアレンジしたり、たとえば、端っこを薄めに食べやすいようにカットし、たっぷりのホースラディシュと、グレービーソースの代わりにお醤油をかけて、和風な感じで、それとサイドにはご飯と梅干し!
何回食べても不思議なくらい飽きなかったな~
だいたい、キャビアとかフォワグラだとか、スチュワーデスになるまで聞いたことも見たこともなかった。
飛行機に乗ったのも入社してからだし、 だから珍しくて、先輩たちの真似をして、キャビアライスだの、フォワグラをローストビーフの上にトッピングしてソースにアレンジしたりしてだので食べたけど、やがて飽きてきたことと、また、どんどんと肥ってきたのもあり、あまり食べなくなりました。
やはりローストビーフの端っこと、梅干と、ごはんの組み合わせが一番
いまは残念ながら端っこのローストビーフは無いので、毎フライト、梅干しと御飯です
私の姪っ子の綾は三条市のリリパットというパン屋さんで働いています。
綾は赤ん坊の時から利発で、本当に良い子で、ちょっと言葉を話すのが遅かったけど、 言葉を理解するのはすごく早くて、こんなに、ちっちゃい赤ん坊なのに、言ったことわかってる
とびっくりしたものです。
それを確かめることが面白くて、ちっちゃな綾を抱き、温泉旅館の売店に行っては、おいしそうなお菓子を指さして
「綾、これほしい?これは?買ってあげようか?」と問うと、
話せない綾は両手を使ってジェスチャーで、片方の手はグーで、もう片方はパーで、パーを下にしてグーで上から叩きます。
これがイエスのサインなんです。
その仕草がなんとも可愛くて、くり返しくり返し、何度やったかわかりません。
そして何も買ってあげてないかも?しれないということに、いま気づきました。ごめんね綾
先日、実家に帰った時、綾の「いらっしゃいませ」が聞きたくて、こっそり、リリパットに行きました。
が、 不意打ちを食らったはずなのに、綾はしらんぷり、
なんで、なんで、なんで、無視するの~ ~とちょっとショック、なので近寄り、
「綾、いらっしゃいませは?言ってよ。お客さんなんだからさ。」って言ったら
「やだ!言わないよ。
だって、お店に入る前からノリコおばちゃんだってわかっちゃったんだもん」
だそうで、失敗
こんなことを何回か繰り返しているので、敵もさるもの、用心していて、結局のところ、未だに綾の
「いらっしゃいませ」を聞いていない。
弟の嫁の真由美さんは
「えっ!お姉さん聞いてないんですか?綾ちゃんの{いらっしゃいませ}を!とっても、 可愛いですよ」
だって、ま、また再チャレンジしてみるか。
このお店でパンの耳を発見した時はうれしかったな~
すぐに売り切れちゃうので、午前中の早い時間帯に行かないと売り切れてしまうのだそうです。
私はパンの耳の袋詰めを3個発見、全部買おうかなと思いましたが、なんか綾が睨んでるみたいだし、すごい量だし、なので考えて1個にしました。
家に帰ってトースターで焼いて食べてみると、すんご~い美味しい
やっぱり全部買って、冷凍にしちゃえば良かったな~と後悔しました。
綾にメールでそのことを伝えると、
パンの耳を好きなのは、ノリコおばちゃんだけじゃないんだよ。
店の常連さんで、それを楽しみに来てくれる人がいてね、
私たちはそのおじさんのこと、陰で、耳男くん、と呼んでるんだけどね。
だって私も耳子さんと言われないように気をつけなきゃ。と思いました。
そうはいっても、やさしい綾。
先日、綾の両親、姉夫婦がこちらに来た時
「綾に頼まれたの。渡してくれって。パンの耳だけど?」
と不思議そうに姉が持ってきてくれました。
綾もいいとこあるじゃん
うれしい!ありがとう。