癌になったことが人生を変えるきっかけに

今年もあとひと月で年が変わります。

胃がん手術から6年が過ぎ

もし癌になっていなかったらと考えてみると

たぶん今も仕事をしていると思います。

国際線の客室乗務員 季節も時差もバラバラ、一ヶ月のスケジュールもスタンバイが1日でもあれば

そのスタンバイにフライトが入れば、それ以降のスケジュールがどうなるかわかりません。

予定を立てるのが難しい。

一応配属先のグループメンバーとフライトすることもありますが、スタンバイ呼び出しでは初めての人と仕事をするということは珍しくありません。

新人の頃はフライトするたび、毎回初対面ということがほとんどでした。

当然緊張の連続です。

いま退職して6年、振り返ってみると

この仕事を30年以上続けてきたことが自分でも信じられません。

会社のバリューム検査で癌の可能性があり、即胃カメラ検査と言われた時

胃カメラ検査の結果胃がんと診断された時

国立がんセンターで入院待ち

手術

摘出した癌の細胞検査

その時々辛いといえば辛かったかもしれないけど不思議と冷静でした。

癌になって良かったことは

いまのところ転移がないけど、その恐怖とはずっと付き合っていかなければいけませんが

仕事を辞めるきっかけとなり

仕事復帰のために始めたランニング

いまはランニングすることが1日の中心になっているし

1旅客としていろんな航空会社に乗り

旅を楽しんでます.

ところで

ここ数日ですが、ブログのカテゴリーの癌の記事の閲覧数が増えています。

ご自身かご家族、身近な方が癌になられたのか恐れがあるのかもしれません。

病は気からと言いますが

どんな時でもその状況を受け入れて、その中で自分らしく生きたいと思います。

京都行きがもうすぐ

そろそろ旅支度を始めなきゃ






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