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シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

モルヒネ注射2回

2013年11月02日 | 
一昨晩の21時25分にナースコールで看護師さんに

「涙が出るほど苦しい」

と訴えた父

翌日の14時40分に2度めのモルヒネ注射

その後今現在落ち着いています。

ついに末期がんの痛みが出たのだろうと思っていたのですが・・・・・・・・

もしかしたら

父は

のどに詰まった痰が苦しくて

息苦しくて言ったのではないかと・・・・・・

何度か痰の吸引をしてもらおうと言い聞かせましたが

あまりの嫌がりように断念

2回ほど看護師さんが吸引をしてくれても、本人が嫌がって苦しんで、それでも吸引できたならまだ良いのですが

全くとれません。

もう

可哀想なので

看護師さんに吸引してもいいかと聞かれても

父が嫌がるようならしないでくださいと言っています。

ががぁぁぁ・・・・・

ぜいぜぃ・・・・・・・



眠りながらも苦しそうにわたしたちには聞こえているのですが

もしかしたら

案外

本人は傍が思うほど苦しくないのかもしれません。

だんだん反応がなくなってきました。

話しかけてもうなづくだけ

さっき

昨年の3月に行ったプーケット

プーケットマリオットビーチクラブ&マイカオ

ここで過ごした2週間

その思い出のアルバムを見せると

なんとなく父の顔に笑みが広がっているように見えます。

せめて

夢の中で

母と一緒に

お気に入りの大好きなプーケットを旅してほしいと思います。


















そして



もう一度

この説が父に当てはまってほしいと願っています。

人は飢餓状態になると、脳内にモルヒネのような物質が分泌されて幸せ一杯の気分になり

次に脱水状態になると、意識レベルが下がりボンヤリとした状態になる。

また呼吸が充分できなくなると、体内が酸素不足になり、一方で炭酸ガスが増えてくる。

酸素不足になるとやはり脳内にモルヒネのような物質が分泌され、一方の炭酸ガスには麻酔作用がある。

これらのことが組み合わさることで、いい気持ちのまま意識レベルが低下し、痛みも苦しみもない、不安も恐怖もない、もうろうとしたまどろみのうちに死んでいく。

死は自然の営みであるから、本来、過酷なものであるはずがなく、ガンでさえも自然死の場合には痛みがないのだそうです。






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