おやつ

我が家の食料品の買い出しは週に２回程度。
ちょっと離れているのですが、激安スーパーがあるのでで出かけます。
毎回たっぷり買って来るので、駐車場から（マンションの）部屋までは台車で運びます。

通常は１人で買い出しに行ます。
ですが、夏休みなどの長期の休みになれば、当然子ども達も一緒に行きます。
そんな時は、子ども達に自分達のおやつ（袋菓子）を選ばせます。

この前もお菓子を選ばせていました。
お菓子って同じお菓子でも、味に種類がありますよね。
チョコがしみ込んだお菓子があります。
上の子も好きですが下の子が大好物なので、いつもまとめて３つほど買います。

ところが、その日お兄ちゃんが、
「『きなこ味』は買わないの？」
と聞いてきました。

私もですが、下の子も『きなこ味』があまり好きではないので、
「あんまり好きじゃないから買わない」
と答えると、
「僕は好きだから、１つは『きなこ味』にして」
と言いました。

本当かな～？
と思いながら、
「じゃぁ、兄ちゃんは『きなこ味』ね」
と言って購入しました。

お菓子はいつも大体７～８袋ほど買います。
遊びに行く時に持って行ったりする事もある為、大体ですが１日１人１つの計算です。
自分達で選んだ時は、選んだお菓子に名前を書かせます。

以前、
「僕が選んだ物を、弟が食べた」
とお兄ちゃんが激怒した事があり、それ以来、名前を書くようにしています。
私が選んできた時は、書きません。

当然、その日も名前を書かせていました。
すると、例のチョコのしみ込んだお菓子の『チョコ味』に名前を書き、『きなこ味』には書かないのです。

あれ
と思い、
「お兄ちゃんは『きなこ味』でしょ？」
と言うと、
「なんで僕も『チョコ味』が好きだもん」
と言うのです。

はぁ
と思いました。
「いやさぁ、それはないんじゃない？
　自分で『きなこ味』が好きだって選んだんじゃん。
　他の人は『きなこ味』好きじゃないから『チョコ味』選んだんだよ。」
と、ちょっとイラッとしながら言うと、
「僕だって『チョコ味』食べたいもん」
と怒りだしました。


…。なんだ、こいつ
と、わたくしの怒りに点火。
「だったら、あの時「僕、『きなこ味』が好き～」とか言わず、『チョコ味』買えば良かったでしょうが」
と言うと、
「分かった
『きなこ味』にすればいいんでしょ」
と逆切れもいいとこ。
意味が分からん


「当然だ」
と、私に叱られ、納得しないままのお兄ちゃん。
『きなこ味』に自分の名前を殴り書きにし、ふてくされていました。

彼の思考回路は一体どうなっているのでしょうか
私にはさっぱり分かりません…