Ｔちゃんのスイミング

昨日はＴちゃんのスイミングの日でした。
でも、冬休み明け（年明け）初のスイミングの日。
楽しみにしているのかと思いきや…
幼稚園バスを降りて、
「スイミングだから急いで！」
と急かすと、Ｔちゃんはその場に崩れ落ち、
「疲れた・・・」
と言います。

そんなに？！
どんだけ、ひ弱なんだ・・・

と思いましたが、現在、ちょっと怪我をしている事もあり、昨日は大事を取って休ませました。


去年の話ですが…

いつもＴちゃんのスイミングは、私が送り迎えをしなければなりません。
車で２０分はかかるので、送った後に帰る程の時間は無く、そこで待つしかありません。
ですから、Ｔちゃんの練習風景を見る事が多いです。
（兄ちゃんはバスなので、ほとんど練習を見る事はありません）

バタ足が難しいようで、先生に何度も教えてもらっています。
でも、うまく出来ないようです。
ですが、仰向けに浮くのはすごく上手です。

冬休みは、Ｔちゃんのプールに兄ちゃんもついて来ていまいした。
見学する場所で、一緒に練習を見ていました。

Ｔちゃんは、まだ両腕に浮き輪を着けての練習です。
「あれで浮いてんのかな？」
と兄ちゃんに尋ねると、
「あれは、腕だから胸までしか浮かないんだよ」
と教えてくれました。
「へ～。でも、足まで浮いてるよね」
「あれはＴちゃんの実力だよ」
「へ～、すごいね～」
と話していました。

帰りの車で、
「Ｔちゃん、バタ足、難しい？」
と聞くと
「うん。
先生からお布団で練習したら良いよって言われた」
と言っていました。
「そっか。
でも、浮くの上手だね」
と言うと、
「うん。
浮くの気持ちいい」
そして、さらに
「あのね、お腹があるけん、ぷかーって浮かぶと」
と言いました。
兄ちゃんは爆笑です。

そうです。
幼児体型のＴちゃんは、お腹だけがポコンと出ているのです。
「そういう使い方があったんだね…」
「人間浮き袋やね～」
と兄ちゃんが笑っていました。
「そう、Ｔね、浮き袋いらんよ。
お腹があるけん」
と、自慢げに話します。

自慢…になるのか？それ？

と思いますが、Ｔちゃんが楽しいならそれで良いのです。
その日、その前の週に受けた進級テストの結果を教えてくれました。
「ママーー
テストに合格したよーーー」
と満面の笑みで賞状を見せるＴちゃん。

お前は、可愛いのぉ


で、帰宅後、しばらくしてくしゃくしゃに折り曲げた賞状を見つけてしまった私
「Ｔーーーー」
「ごめんなさーーーい」
賞状が何なのか、まだまだ分からないＴちゃんでした…