月ちゃんちのエイリアン

我が家は4人家族。それぞれに個性豊か。たわいもない日常を綴った日記です。温かく見守ってくれたら嬉しいです。

兄ちゃんとしりとり

2013年01月13日 | 家族
兄ちゃんは車の中や待ち時間など、暇になって何もする事がなくなると、
「ママ、しりとりをしよう」
と言います。

出かける際にゲームを持たせたくない私は、若干、

面倒くさいな~

と思うものの、
「いいよ」
と相手をします。

去年くらいまでは、多少、考えて知らなさそうな単語は使わないようにしていました。
ですが、そうは言っても、勝負です。
ガチで行きます!

『る』攻めです。

最後に『る』がつく単語を、えい、えい、これでもか!!
と言うほど、次々に繰り出します。

今、大人げない…

と思われた方もいる事でしょう…
フフフ
勝負ですから…
フフフ
ガチです


そうして、私に攻撃をくらいながらも何度も挑んでくる兄ちゃん。
しばらくすると、私の技を習得し『る』攻撃をしてきました。
さらに自分で『る』返しを考え始めました。
そうです、「ルール」と言ったような単語です。

ほほう、やるね~

ですが、ママ。
さらに勝負魂に火が

『る』攻撃をするからには、『る』で始まる単語は結構知っています。
兄ちゃんが、私に『る』攻撃をしてくるのをひたすら受け続けます。
そろそろ『る』から始まる単語が尽きた頃、最後に『る』が付く単語、『る』返しをするのです。
兄ちゃんは
「ひえ~
と必死に考えます。

大体、その内時間が来て、決着がつかないままに終わります。
でも、3~40分はゆうにしています。

ある日、兄ちゃんから
「ママって、どうしてそんなにしりとり強いの?」
と尋ねられました。
「え~、それは教えられないな~
「教えてよ~
「それはね~…
その昔、ママもしりとりの強いお友達になかなか勝てなかったの。
『る』攻め、『る』返しもその時覚えた技だし。
でも、それでもなかなか勝てなかったの。」
「で、どうしたの?」
「辞書を読んだ」
「え?」
「国語辞典。『る』から始まるところを読んで、たくさん覚えた」
「えーーーーー・・・
信じてないような笑いをしながら
「それって、本当?
と尋ねるので、
「本当だよ
と言いました。


数日後、また兄ちゃんからしりとりの挑戦が来ました。
その日はなかなかやります。
40分以上続き、やっぱり決着が付きませんでした。
「今日、僕、強かったやろ?
と嬉しそうに聞いてきます。
「そうだね」
「僕ね、ママに聞いた通り、国語辞典読んで、『る』の単語覚えた」
と言いました。

やるね、我が息子
地味~に負けず嫌い。


現在も、しりとりは暇になると良くやります。
最近の兄ちゃんは、詰まると文章にしてきます。

おい

と思いますが、

まぁ、良かろう。

と、さらなる『る』返しが、兄ちゃんを襲うのでした

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