運動会は予想通り、突然の変更にいろいろと対応しながら慌ただしく進んで行きました。
お昼を過ぎてからは、本当にバタバタで目が回る勢いでした
とてもゆっくり子供を見る余裕は私にはありませんでした。
子供たちは各学年の最後の競技が終わると、その時点で親の待つテントに来ます。
お昼前には一緒に観覧し始めるのです。
その為、誰か子供のお世話をする人が必要になります。
午後の競技は、残すところあと3つ。
ところが、我が家は午後からの父母の競技にパパが参加
その為、しばらくの間テントには子供たちのみ。
しかも、お仕事で先にお父さんが帰ってしまった役員ママの子供(女の子)も一緒にいました。
そして、そのお世話役に小学3年生の兄ちゃんが無謀にも任命されました。
基本的には、運動会会場には、園関係者のみ。
周りにはクラスのお友達の家族がたくさんいるし、変な事は起きないハズ。
とは言え、彼1人で5歳の2人の面倒を見る。
果たして出来るのだろうか…
「動かないで、お兄ちゃんの言う事を聞くんだよ」
と言っておいたのですが、ふとテントを見たら誰もいないのです
多少、予想はしていましたが、展開が予想より早く訪れました。
「えっ」
少し焦りました。
競技の準備の合間に、猛ダッシュで三人を探しました。
はぁはぁ、言いながらようやく見つけてテントに戻るように言うと、下の子が、
「トイレ~」
と、呑気に言うのです…
…い、今ですか
我慢させるか
とも思いましたが、
さすがに時間的に我慢は無理か…
と思い、急かしてトイレに連れていくと、
「ウ○チ~」
と、これまた時間のかかる方を…
くーーー
気張っている息子に
「まだまだ」
と焦りを隠せない私。
「ママ、外に出てていいよ~」
と私が求める答えと全然違う答え…。
ま、当然なんだけど…
競技が終了する音楽が流れ始め、
もう無理
と思い、
「ここにいて、そのまましてて。
終わってもそのまま、ここにいなさい。
迎えに来るまで、絶対に動いたらだめだからね」
と言い捨て、息子を一人トイレに置き去りにして運動場に戻りました。
猛スピードで競技の片づけてトイレに戻ると、さっきとそのままの体勢でトイレの中で大人しく待つ息子がおりました
私のあまりの慌てぶりに、息子は
僕も急がなきゃ
と思ったようです。
パンツもズボンもまだはけてないのに走り出しました。
走りながらはこうと努力しているのに一向にはけない息子の必死さが、けなげなのと面白いので、結局笑ってしまいました
そしてテントに戻ると、また誰もいない
またかっ
またもや走り回って探していると、女の子のお世話に不慣れな兄ちゃんが、
「だめだよ~」
と言いながら、その子の後ろを付いて回っています
兄ちゃんの説得も虚しく、テントに戻ってくれない様子。
私に言われ何とかテントに戻ったのですが、私が競技の準備に戻る頃には、またもやテントには我が下の息子、ただ一人…
もういい…。もうすぐ、パパが戻る…。
と思い、もう探しには行きませんでした。
後からお兄ちゃんに聞いたら、
「トイレに行きたいって言うから連れて行ったんだけど、全然行かなくて。
お父さんがいなくなったらすぐに脱走しちゃったんだよね…」
と、ぼやいていました。
女の子も、恥ずかしくて兄ちゃんに何も言えなかったようです。
それを察する事が出来るほど、彼は気の効いた男ではありません
やはり、うちの子ではよその子を見るのは無理だったようです…
でも、迷子にならないように、ずっと後ろからついて行っていたのは良く頑張ったと思いました。
まるで、君の将来の姿を見ているようだ…
お昼を過ぎてからは、本当にバタバタで目が回る勢いでした
とてもゆっくり子供を見る余裕は私にはありませんでした。
子供たちは各学年の最後の競技が終わると、その時点で親の待つテントに来ます。
お昼前には一緒に観覧し始めるのです。
その為、誰か子供のお世話をする人が必要になります。
午後の競技は、残すところあと3つ。
ところが、我が家は午後からの父母の競技にパパが参加
その為、しばらくの間テントには子供たちのみ。
しかも、お仕事で先にお父さんが帰ってしまった役員ママの子供(女の子)も一緒にいました。
そして、そのお世話役に小学3年生の兄ちゃんが無謀にも任命されました。
基本的には、運動会会場には、園関係者のみ。
周りにはクラスのお友達の家族がたくさんいるし、変な事は起きないハズ。
とは言え、彼1人で5歳の2人の面倒を見る。
果たして出来るのだろうか…
「動かないで、お兄ちゃんの言う事を聞くんだよ」
と言っておいたのですが、ふとテントを見たら誰もいないのです
多少、予想はしていましたが、展開が予想より早く訪れました。
「えっ」
少し焦りました。
競技の準備の合間に、猛ダッシュで三人を探しました。
はぁはぁ、言いながらようやく見つけてテントに戻るように言うと、下の子が、
「トイレ~」
と、呑気に言うのです…
…い、今ですか
我慢させるか
とも思いましたが、
さすがに時間的に我慢は無理か…
と思い、急かしてトイレに連れていくと、
「ウ○チ~」
と、これまた時間のかかる方を…
くーーー
気張っている息子に
「まだまだ」
と焦りを隠せない私。
「ママ、外に出てていいよ~」
と私が求める答えと全然違う答え…。
ま、当然なんだけど…
競技が終了する音楽が流れ始め、
もう無理
と思い、
「ここにいて、そのまましてて。
終わってもそのまま、ここにいなさい。
迎えに来るまで、絶対に動いたらだめだからね」
と言い捨て、息子を一人トイレに置き去りにして運動場に戻りました。
猛スピードで競技の片づけてトイレに戻ると、さっきとそのままの体勢でトイレの中で大人しく待つ息子がおりました
私のあまりの慌てぶりに、息子は
僕も急がなきゃ
と思ったようです。
パンツもズボンもまだはけてないのに走り出しました。
走りながらはこうと努力しているのに一向にはけない息子の必死さが、けなげなのと面白いので、結局笑ってしまいました
そしてテントに戻ると、また誰もいない
またかっ
またもや走り回って探していると、女の子のお世話に不慣れな兄ちゃんが、
「だめだよ~」
と言いながら、その子の後ろを付いて回っています
兄ちゃんの説得も虚しく、テントに戻ってくれない様子。
私に言われ何とかテントに戻ったのですが、私が競技の準備に戻る頃には、またもやテントには我が下の息子、ただ一人…
もういい…。もうすぐ、パパが戻る…。
と思い、もう探しには行きませんでした。
後からお兄ちゃんに聞いたら、
「トイレに行きたいって言うから連れて行ったんだけど、全然行かなくて。
お父さんがいなくなったらすぐに脱走しちゃったんだよね…」
と、ぼやいていました。
女の子も、恥ずかしくて兄ちゃんに何も言えなかったようです。
それを察する事が出来るほど、彼は気の効いた男ではありません
やはり、うちの子ではよその子を見るのは無理だったようです…
でも、迷子にならないように、ずっと後ろからついて行っていたのは良く頑張ったと思いました。
まるで、君の将来の姿を見ているようだ…