あれってそれって素材は何?何種類くらいあるの? ~ 「サラダ油」と呼ばれる食用油の原材料
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単体では『9種類※ 』 但し、オリーブ油は混合した「調合サラダ油」にのみ使われ、コレを入れると10種類。
※ ➊油菜、➋綿実、➌大豆、➍ごま、➎サフラワー(紅花)、➏ひまわり、➐とうもろこし、➑米(米糠)、➒ぶどう(グレープシード)
匂いやクセが少なくて低温でも固化せず、サラダのドレッシングになるから「サラダ油」 …というのは知っていましたが、、
ごま油は「ゴマ」、米油は「米(ヌカ)」、コーン油は「コーン」、「紅花」は紅花油(サフラワー油)、、 考えてみれば、油で一番よく使う割には原料名が名前になっていないというのも、不思議な話。。
-- น้ํามันประกอบอาหาร /n̂̊ā mạn prakxb xāh̄ār サラダ油
น้ํามันสลัด /n̂̊ā mạn s̄lạd[noun] ※Glosbe先生作
ーーーーーーー M:【サラダ油(サラダゆ、サラダあぶら)またはサラダ・オイル (salad oil) 】 とは
精製された植物油の一種。 日本農林規格(JAS)の★等級の1つで、精製油より精製度が高く、低温下でも濁ったり、固化することのない調味油のこと。
名前の由来は、1924年(大正13年)に★日清製油(現:日清オイリオグループ)が、サラダなど非加熱料理でも使える精製度の高い油を「サラダ油」と名付けて販売したのが一般化したとされる。
特徴と用途
低温下でも長時間結晶化しないように精製されており、サラダドレッシングやマヨネーズのような製品の原料として適しており、また、一部を除き★① 味や匂いにクセが無いことも特徴である。
また、サラダは比較的低温で供されるので、② 低温で結晶化する成分が多いとざらついた食感となってしまう。油脂は多くの種類の脂肪酸を含み、その中で飽和脂肪酸がグリセリンの1、3位に付いた「対称性のよい」ものは低温で結晶化しやすい(この現象は天ぷら油を一週間冷蔵庫に入れるだけでも簡単に観察できる)。 このため、サラダ油は精製した油を長期間冷蔵(ウィンタリング (wintering) という)し、固化した成分を分離(脱蝋工程)した後に出荷される。
サラダドレッシング、マヨネーズの原料、マーガリンの原料、揚げ物、炒め物に利用する。
菓子業界では★サラダ油をかけて塩味をつけた米菓やスナック菓子を「サラダ味」と呼ぶことがある。
規格
※日本農林規格
日本では日本農林規格(JAS)により定められている。従ってJASの基準を満たした原材料を用い、成分その他の諸条件を満たし、なおかつJAS認定工場で製造されたものでなければ「サラダ油」を名乗ることは出来ない。
JASにおいては、定められた低温の条件下で一定時間放置しても凝固や白濁の無いこと(② 0℃の温度で5.5時間清澄であること)等をサラダ油の条件としている。 精製油の凝固はロウ分と上記の対称性の良い油脂が原因なので、サラダ油の製造にはこれらの除去が不可欠となる。
原材料については、2018年4月現在、➊油菜、➋綿実、➌大豆、➍ごま、➎サフラワー(紅花)、➏ひまわり、➐とうもろこし、➑米(米糠)および➒ぶどうにサラダ油の規格がある。
従って、★オリーブ・オイルなどサラダ油の規格のない食用油を単体で用いたサラダ油というものは規格上存在しない。 また、二種類以上のJAS食用植物油を混合して作られたサラダ油は「調合サラダ油」と呼ばれる。この調合サラダ油においては、サラダ油の規格が存在しない原材料による食用植物油を規格に適合する範囲で調合することは可能であるため、➓オリーブオイルなどを原料の一つとして用いる事は可能である。 例えば通常の調合サラダ油の規定では酸価は0.15以下とされるが、オリーブオイルを調合した場合の酸価は0.40以下とする規定が存在することからも、オリーブオイルの使用が想定されている事がわかる。
米国油化学会
米国油化学会(AOCS)の規格でも、サラダ油は★0℃の氷浴の状態で5.5時間浸漬した後でも透明な状態でなければならないとされている。
原料となる植物
日本におけるサラダ油の原料は以下の通り。なお、全て種子を用いる。
➊アブラナ(菜種)
★酸化、熱に強い。 キャノーラ油は★カナダ原産のキャノーラ種から搾ったもの。
➌大豆
原材料が★安価で最も一般的な原料の一つ。 精製しても独特の★匂いが残るため、他の油と混合することが多い。
➐トウモロコシ
加熱、★酸化に強いので炒め物に適する。独特の★香りがある。
➏ひまわり
淡泊な風味を持ち、多くの場合はドレッシングに使用される。
➍ごま
通常ごま油と呼ばれる食用油はごまを焙煎してから搾油したものである。サラダ油の場合は原材料を焙煎せずに搾油した上で精製しているので、ごま油の香味は無い。精製していない非焙煎の油は「太白油」とも呼ばれる。
➎サフラワー(紅花)
★リノール酸、オレイン酸の含有量が多い。
➋綿
★「 サラダ油の王様」といわれ、★高価。非常にまろやかな味わいがある。
➑米(米糠)
★ビタミン類が豊富で優れた★抗酸化作用を持つ。 ★サラッとしている。こめ油の項参照。
➒ぶどう(グレープシード)
★無味無臭で★サラッとした味わいがあり、調理に用いればあっさりと軽い仕上がりを得られる。 ★酸化しにくい特性があり、コレステロールやトランス脂肪酸も含まない。
調合サラダ油
上記の原料由来のサラダ油を2種以上、または1種以上とその他の食用植物油脂1種以上を混合したもので、JASの定める調合サラダ油の規格に適合するもの。 (出展; /Wiki)
ーーーーーーーー M2:【ベニバナ(紅花、/コウカとも 学名:Carthamus tinctorius) とは 】
★キク科ベニバナ属の一年草または越年草。 雅称を「末摘花(すえつむはな)」ともいう。 紅色染料や食用油の原料として栽培される。
特徴 原産は★アフリカのエチオピアといわれ地中海やエジプトを通り世界へ広まった。 紀元前2世紀頃には北方の遊牧民族の匈奴へ伝わり甘粛省付近で栽培されていたが、漢の武帝がこの地を占領した。 後漢の時代(2 - 3世紀頃)には中国本土でも栽培がされており、日本には★5世紀頃に渡来したといわれている(6世紀伝来説もあり)。古くは和名を「★くれのあい(呉藍)」といい、中国伝来の染料との意味。「すえつむはな(末摘花)」とも呼ばれる。
高さは1m。花期は★6 - 7月で、枝先に頭状花をつける。花は、はじめ鮮やかな黄色で、オレンジを経て徐々に赤くなる。
利用形態は以下の通りである。
あ 植物油用 大きく分けて ➊ハイリノール種と ➋ハイリノレイック種に分けられる。 後者はリノール酸に代表される★脂肪酸の含有率が低く、リノール酸の過剰摂取が問題となって以降、生産量を伸ばした。
い 食用花類 ベニバナには食用品種(食用べにばな)もある。
日本での産地について、日本では、平安時代に★千葉県長南町で盛んに栽培された。
江戸時代中期以降は現在の★山形県最上地方や埼玉県★桶川市、上尾市周辺(桶川宿の頁を参照)で盛んに栽培された。 ★米沢藩では江戸時代初期に紅花の買い上げを始め、「紅餅」として商品化して京都・大坂に送った。 また、9代藩主上杉治憲(★鷹山)が奨励した米沢織にも紅花が用いられた。
また、『朝鮮王朝実録』には、1497年に朝鮮に漂着した宮古列島多良間島(現在の沖縄県宮古郡多良間村)の住民が「わが島は紅花多く産し」と答えたという記録が残っており、★多良間島では当時からベニバナが栽培されていたことが分かっている。 多良間島のベニバナは琉球王府に貢納され、「タラマバナ」と呼ばれて珍重された。
しかし、★明治時代以降、➊中国産のベニバナが盛んに輸入され、次いで➋化学的に合成可能な「アニリン染料」が普及したことから、ベニバナ生産は急速に衰退した。 現在では紅花染めや観光用などにわずかに栽培されている。
山形県ではベニバナが県花になっており、同県河北町には「紅花資料館」がある。 また、千葉県長南町もベニバナを町の花に指定している。沖縄県多良間村でもベニバナが村花に指定されている。
う 染料 ベニバナの花を摘んでから発酵・乾燥させたものが、紅色の➊染料や➋着色料(➋‐1食品添加物、➋‐2化粧品の口紅)の材料となる。
紅の分離 ベニバナの花は黄色ないし紅色をしている。 花の中には水に溶けやすい★黄色の色素「サフロールイエロー」と★水に溶けにくい紅色の色素「カルタミン」が混在しており、水にさらすことによって分離することができる。 ★紅色だけを取り出すには花を摘んですぐに水にさらして乾燥させる。その後繰り返し水に晒しては乾かすことで紅色になる。日本の伝統的な製法では、★石灰水を含む川の水が用いられる。
紅花染め 紅花染めは、水にさらして乾燥させた花を水に含ませて★餅つきと同じ方法で杵でついた後、丸餅の形にして乾燥させた状態の★紅餅(べにもち)を灰汁の中に入れてかき混ぜた状態にしたのち、衣類を漬け込んで水にさらす(一次染め。
灰汁はアルカリ性の液なので苦く、色も★オレンジ色に仕上がる)。
次に、紅餅入りの灰汁に烏梅を少量加えたものに漬け込んで水にさらす(二次染め。 ★烏梅はクエン酸の多い酸性の液体なので酸っぱく、色も★赤みが加わってくる)。
さらに、烏梅を少しずつ加えて配合を変えながら何度も染め上げて水にさらし乾燥させると完成する。このような手間をかけるのは、色が繊維中に染み込みにくい特性を持つことによる。
え そのほかの利用方法
えー1 生薬
※漢方薬の原料である乾燥したベニバナ(丹波市立薬草薬樹公園)
乾燥させた花は紅花(こうか)と呼ばれ、➊血行促進作用がある生薬として日本薬局方に収録されている。 この生薬は、★養命酒などにも含まれる。また、ベニバナから作った生薬をツボなどの部位に塗る★紅灸(べにきゅう)という灸の一種もある。 「葛根紅花湯」、「滋血潤腸湯」、「通導散」などの漢方方剤に使われる。
えー2 紅花油 ベニバナの種子を搾った油は紅花油(サフラワー油)と呼ばれ、サラダ油として用いられたり、★マーガリンの原料になる。
えー3 口紅 ベニバナから赤色色素を抽出し、陶磁器製の猪口の内側などに刷き乾燥させたもの。 良質な紅は赤色の反対色である★玉虫色の輝きを放ち、江戸時代には「小町紅」の名で製造販売された。
えー4 その他 奈良県生駒郡斑鳩町の藤ノ木古墳の有機質の分析の結果、ベニバナの花粉が発見され、その用途の解明が新たな課題となっている。
蔵王べにばな鶏 - 地鶏の一品種。山形県産。餌に紅花ミールと地養素を使用。
ツェリンマ茶 - ブータンで飲まれているハーブティーの一種で、ベニバナの花弁とタマラニッケイの根皮を主たる材料とする。
SemBioSys Geneticsは遺伝子組み換えベニバナからインスリンの生産を試みたが2012年に終了した
ベニバナに因む事物
べにばな (列車) - 東日本旅客鉄道(JR東日本)が新潟駅と山形県の米沢駅との間で運行する快速列車。ベニバナが山形県の県花かつ特産品であることに由来する。
べにばな国体 - 山形県で1992年に開催された第47回国民体育大会の愛称。
オケちゃん - 埼玉県桶川市のマスコットキャラクター(ゆるキャラ)。ベニバナをモチーフとしている。
はながたベニちゃん - 山形市のマスコットキャラクター。髪はベニバナをイメージして黄色で描かれている。
末摘花 (源氏物語) - 平安時代中期に成立した日本の長編物語『源氏物語』に登場する女性の一人に対する通称。彼女の「鼻が紅い」ことをベニバナ「紅い花」に掛けて雅称「末摘花」とあだ名に付けた。
映画『おもひでぽろぽろ』では、山形県山形市高瀬地区のベニバナ栽培をモデルに、花摘みから紅餅作りに至る工程が描かれている。 (出展; /Wiki)
ーーーーーーーー M3:【サラダ味 とは 】
お菓子業界では、★サラダ油をかけて塩味をつけたものを「サラダ味」と呼んでいます。
プリッツのサラダ味も、発売当初のお菓子業界の味のネーミングから「サラダ味」と付けました。 ただ、菓子業界の一部では、★塩のソルトから変じて「サラダ」になったという説もあります。
(出展; /【プリッツ】「サラダ味」の由来を教えてください
グリコお客様センター →https://customer.glico.com › article › プリッツ-サラダ味-)
ーーー 初版20240612 昨日の東京都心大手町最低気温19.5℃ 最高気温29.0℃、、 全国では 群馬桐生の33.2℃が最高気温、以下愛知豊田・愛知舞鶴33.0℃ 福井小浜・岐阜多治見32.7℃ 大分日田・福井福井市32・6℃ 沖縄石垣伊原間・栃木佐野・福島伊達梁川32.5℃ 日中は暑かったです、、

(画像・ 2上下) 最高級品と云われるサフラワー油 上;花と種/紅花油(サフラワー油) たべるご
下;画材用?/ホルベイン画用液「サフラワーオイル」 Youtube
(画像・ 3) グレープシード油。 以前使った事がありますがほんのり緑色だった記憶も、、 偶然使っていましたが良質だとか /もぐナビ
(画像・ 4) サラダ味菓子の数々 上/サラダせんべいがなんで【サラダ味 Asatan
中/Sirabee
下/おためし新商品ナビ » Blog Archive
(画像・ 6)/
ー ※以下は時節項画像👇 ⑧👉 (画像・ 5上下) 上;かつて此処にゴルフ場があり、コンペも開催されたと云うが、何ホールあったんだろ? /吹上御苑 - Wiki
下;昭和天皇のゴルフのお姿。吹上御所ではなく恐らく旧軽井沢かと。 /皇室とゴルフ】昭和天皇 PrinceHirohitoTokyogcKomazawa1926Aug16 eGolf
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