ドゥードゥリング

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【bat】ファイル名に日付と時刻を追加してコピーするバッチを作成してみた

2022年04月20日 20時59分52秒 | 技術

タイトルの通り、ファイル名に日付と時刻を追加してコピーするバッチを作成してみました。 内容は以下の通りです。


@echo off

@rem 現在の年月日並びに時刻を取得
set year=%date:~0,4%
set month=%date:~5,2%
set day=%date:~8,2%
set hour=%time:~0,2%
@rem 一桁の時間の場合は先頭が半角空白の文字列が出来上がるため
@rem 半角空白を'0'に変換する
set hour=%hour: =0%
set minite=%time:~3,2%
set second=%time:~6,2%

@rem 付加する文字列を作る
set strDate=%year%%month%%day%_%hour%%minite%%second%

@rem コピー元のファイル名を取得
set fileName=%~n1
@rem コピー元のファイル拡張子を取得
set fileType=%~x1

@rem ファイルコピー処理
copy /-y "%~f1" "%~p1%fileName%_%strDate%%fileType%"


上記の分をバッチファイルに保存し、コピーしたいファイルをバッチファイル上にドラッグ&ドロップで重ね合わせることでコピーが完了します。

また、コンテキストメニュー内の「送る」にバッチファイルのショートカットを登録すれば直接バッチファイルを起動してコピーを行うことができます。

閑話

本当は年月日と番号を新しい順に付番するようにしたかったんですが、
付番付きの古いファイルがあるフォルダの指定方法に難儀したためいったんは上記の方法を取ることにしました。

今後、バッチファイルによる付番の方法を検討していく次第です。

 


古い一体型パソコンのCPUとメモリを交換した

2018年08月08日 20時21分07秒 | 技術


前回の記事までにLubuntuOSとして使用することにした元・WindowsXPのLX50Hですが、
約14年前のパソコンであるだけにさしものLubuntuであっても動作が時折カクつきます。

これを使い続けるのは辛いものがあるので、可能な限り使うに耐えられるようにグレードアップすることにしました。

交換対象部品一覧

パーツ交換前交換後
メモリ(DDR PC3200)768MB(512MB + 256MB)2GB(1GB + 1GB)
CPUIntel Celeron 2.6GHz (型番:SL6VV) Intel Pentium 4 2.8GHz (型番:SL6PF)


部品交換

以下に部品交換の手順を記します。


  1. まず最初にパソコンのガワを外します。パソコンの背側のうち白色の部分にある4つのネジを外します。

  2. 次にディスプレイの白いカバーを、側面にある溝に沿って半分に分けます。マイナスドライバーなどを用いて隙間を作り、指などを入れてこじ開けなければいけません。

    写真のようになります。

  3. カバーを外すとさらに金属のカバーが出てくるのでこれも外します。傍に『1』という刻印があるネジを外します。


  4. 金属のカバーを外すとマザーボードがお目見えです。いよいよ部品を取り換えていきます。

  5. メモリーの交換
    本体背面(マザーボードの正面)から向かって左上に位置するのがメモリです。各メモリごとに、サイドの白く小さなレバーを押してメモリを取り外し空いたスロットに新しいメモリを差し込みます。

  6. CPUの交換

    1. 本体背面(マザーボードの正面)の中央付近に位置する、上部にファンの付いた立方体の部品がCPUの発熱を抑えるためのヒートシンクです。このヒートシンクに覆いかぶさられる形でCPUが取り付けられているので、まずはこのヒートシンクを外す必要があります。

    2. ヒートシンク上部のファンのケーブルをマザーボードから外します。

      写真の赤と黄色のケーブルです。

    3. このパソコンのヒートシンクは二つの金属製の抑えによって固定されているのでこれをを外す必要があります。方法としては「抑えのレバーのように平たい部分を手のひらで下に力を入れながらシンク側に押す」感じで取り外せます。

      稚拙ながら写真に図を入れてみました。番号の順に矢印の向きに力を入れる感じです。

    4. 無事シンクを取り外せるとCPUが顔を見せます。灰色の汚れは古いグリスの凝固物なので、ウェットティッシュ等で拭き取りましょう。


    5. 後は古いCPUと新しいCPUを取り換え、新しいグリスを塗ります。グリスはCPUとヒートシンクとの熱伝導率を上げるためのものですが、厚くても薄すぎてもダメらしいです。自分はアイスのへらでグリスを塗りつけたのち、指で抉って厚さを調整しました。


    6. グリスを適切に塗った後は、逆の順番で部品を付けていきます。



  7. パソコンの電源を入れ、BIOSの確認画面へと移動します。CPUの名前とメモリの容量が正しい値で表示されていれば認識できています。

  8. また、パソコンの起動中の温度を計測し、放熱がきちんとできているかを確認したほうが良いでしょう。Lubuntuの場合、lm-sensors等のツールを使用することで確かめることができます。今回使用したCPUは70度を超さなければきちんと動くようですが、私が実際に動かしてみたところ最高で52度を超えなかったのでこの方法では大丈夫だと思います。



交換後の使用感覚

CPUとメモリを取り換えた後、Lubuntu上での動作は確かに改善したと思います。複数のアプリケーションを起動させるとカクつくほか、動画サイトも再生されるまでかなり待つ必要がありますが、短いコーディングであれば使用できると思います。そう思います。

何はともあれ、今後もLX50Hを使っていくことにします。 やっぱり無理でした...


古い一体型パソコンでLubuntuをデュアルブートしてみた

2018年07月16日 16時34分14秒 | 技術


前回の記事の中で、レガシーな一体型パソコンであるLX50HでChromeOSを動かしてみましたが、セキュリティや動作の面で難がありあまり実用的ではなさそうという結論に至りました。

という訳で代わりのOSとしてLubuntuを動かしてみました。

このLubuntuは先のChromeOSとは異なり、現在も32bit版がサポートされておりセキュリティの面も(とりあえず)大丈夫そうです。

また、ここにきて元から入っているWindows XP を消すのが惜しくなってしまったため、急遽デュアルブートも試してみることにしました。

Lubuntuのデュアルブートまで

前回の作業と異なる点はブート媒体をDVDディスクを使用する点とパーティションの分割の作業が加わる部分です。それ以降のOSのインストールや起動の部分は前回の記事を参考にしてください。(具体的な作業内容を記録していませんでした)
※以下の作業を行う際はすべて自己責任でお願いします。

ブートディスクの作成

  1. Lubuntu公式サイトから最新のLubuntuイメージファイルをダウンロードします。今回は32bit版、OSバージョンは18.04LTSを選択しました。

  2. 空のDVDディスクなどにLubuntuイメージファイルを書き込みます。


パーティションの作成

ここからはインストール先のPCでの作業です。このPCの搭載HDDは160GBですが、使用可能な容量のうち10GBをDドライブに充てられ、残りの150GBの中でCドライブの約98GBが空いていました。
今回はCドライブの空き容量のうち50GBをLubuntuに使用するためのパーティションとします。

元からはいってあるOS(Windows XP)にAOMEI Partition Assistantをインストールします。(Windows XPは既にサポートが終了しているため、インターネットには接続せずウイルスチェック等を施した状態でUSBメモリを使用してコピーするなどの方法が考えられます。) 

ダウンロードした後はこちらのサイト様を参考にしてパーティション分割を行ってください。

Lubuntuのインストール

前回の記事を参考のこと。また、Lubuntuの派生元であるUbuntuをデュアルでインストールすることについて取り上げられている以下のサイト様も参考にしてみてください。
初心者向けLinux入門:デュアルブートでubuntuをインストール

使ってみた感想

めでたくインストールできたLubuntuですが、使ってみた感想ですが若干もたつく程度でデスクトップやエクスプローラーに関しては個人的にストレスにならない感じでした。

一方でウェブブラウザやVSCode等のテキストエディタを起動してみるとかなりの遅延が発生。テキストエディタに至っては何かのメニュー項目をクリックするごとに固まるという体たらくです。

これではさすがにコーディングなんてできませんが、せっかくここまでやったのでこのまま粗大ごみにするのも惜しい気がします。(貧乏性の再発)

という訳で彼(LX50H)にはLubuntu18.04を主として過ごしてもらうことに一応決定。もしかすると部品を交換することになるかもしれません。


古い一体型パソコンでChromeOS を動かしてみる

2018年06月09日 21時53分11秒 | 技術

この度父親から長いこと使われていなかったパソコンを譲り受けました。

中身がWindows XPであるなど、このままでは使い物になりなさそうなので、実験がてら他のOSを動かしてみることにしました。

 

このパソコンは富士通のLX50Hという一体型パソコンであり、スペックは以下の通り

  • CPU:    Celeron 2.6GHz (32bit)
  • メモリ: 768MHz (256MHzメモリ + 512MHzメモリ)
  • HDD:   160GB

なんだこの骨董品... (今さら)

これでも5年位前までは家族共有で普通に使っていたのですが、自分でも信じられません ( _ _ ;

 

それはともかくOSです。上記のような低スペパソコンでも動かせるように設計された様々なOSが世に出ていますが、まず初めにChromeOSを使ってみることに。

 

注意: 32bit版ChromeOSですが、ChromeOSの開発チームがサポートを終了すると発表したことに伴い、ChromeOSのカスタムビルドを行っていた有志の製作者様もサポートを終了することを表明しています。
        2018年6月現在、今回使用するOSは完全にサポートが遅れている状態のものであり今後のアップデートが行われる見込みはありません。

 

必要なもの

  • 富士通 FMV-DESKPOWER LX50H
  • USBメモリ 32GB
  • ChromeOS カスタムビルド版イメージファイル (R60-9592.96.2017_09_20_2221)
  • Win32 Desk Power

 

以下が作業の順序です。今回はいきなりHDDに上書きはせずにUSBブートで動かすことにしました。

  1. Chrome OSのビルド済みイメージファイルを Chromium OS Custom Build からダウンロードする
  2. ダウンロードしたイメージファイルを解凍し、Win32 Desk Imagerを用いてUSBメモリに書き込む
  3. LX50HにUSBメモリを差し込み電源を入れ、BIOS設定でOS起動をUSBメモリを最優先にしてから再起動する (こちらのサイト様が参考になります)
  4. Chrome OSが起動する
 
 
実際の動作について
 
Chrome OS on LX50H
 
自分自身の不手際(SDカードからではブートできないなど)意外とてこずってしまいましたがどうにか起動することに成功。
 
起動したばかりのChrome OSにはGoogle Chromeしか入っておらず、ブラウジングしかできません。
そこでGoogleのウェブストアからアプリなどをダウンロードする必要があります。(今回は深くは試していません)
 
ブラウジングの操作ですが、検索画面では特に我慢できなくなるほどの遅延ではなかったため少し驚きました。
 
が、サイトによっては動作が非常に重くなってしまい画像や動画が表示されるまで待たされることも多いです。
特にYoutubeでは再生された動画が、昔の携帯電話を思い出させるほど荒い画質になってしまいました。(これに関してはパソコンの限界なのか、我が家のインターネット環境が弱小のせいなのかわかりませんが...)
 
以下にGoogleの検索フォームからTwitterを開くまでの録画を載せておきます。
 
結論としては、動かすことはできるがセキュリティや動作を鑑みてあまり実用的ではないと思います。
 
このパソコンには別の最適なOSが見つかるまで待っててもらうことになりそうです。
 
 

【備忘録】制約の変更はできない【SQL】

2018年04月04日 23時11分48秒 | 技術

概要
前日の日記と同じくOracle SQLの話題です。 タイトルにもありますが、制約の中身は途中で変更することができないようです。

 

経緯

蛇足ではありますが、誤解が溶けた理由を一つ...

SQLの勉強がてらに練習用のDBであれこれSQL文を試していた時、一度定義した制約の中身を途中で変更する必要になりました。

CREATE TABLE employees (
     id NUMBER(4) PRIMARY KEY,
     name VARCHAR2(20),
     branch_id VARCHAR(10) CONSTRAINT emp_fname_fk REFERENCES branch(id) //この列に「ON DELETE CASCADE」オプションを付け加えたい
)

その時の私は制約のオプションも NOT NULLの様に途中で変更できるものと思っていたため、ALTER TABLE文を使って変えようとしたのですがうまくいかず。

日本語のサイトを回っても「制約を途中で変更する方法」がどこにも載っておらず途方にくれたのですが、stack overflowに解決方法がありました。

制約を途中で変更する方法がSQLにはなく、どうしても変えるには一度制約を削除して変更後の内容に新しく作り変える必要があるようです。

 

...しかし日本のサイトには上記について記しているサイトがどこにもなく正直困りました。

当たり前すぎて書くまでもない事なのかもしれませんが、次回からは英語のサイトも見ていこうと思います ^^;)


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