My Story

思い出が宝物

去年読んで面白かった本

2024-01-04 11:21:11 | 本のこと

 

久しぶりに本のことを書きます

 

 

有吉佐和子は昔ハマったことがあって何冊も読んでいるのだけど

これはまだ読んでいなかったので、去年ブックオフで入荷を待って購入した

(990円→825円とあまり安くなっていなかったけれど)

 

 

「ニューギニアはほんまにええとこやで、有吉さん」

人類文化学者の友人、畑中幸子氏に誘われて超多忙の1968年

第二の故郷であるインドネシア滞在後に足を延ばしたのがニューギニアの奥地

セスナを降り、三日間山を歩いてたどり着いたのがヨリアピだった

文明に侵されていないシシミン族が住む地での驚きの連続と抱腹絶倒の滞在記

(本の紹介文を拝借)

 

 

この本は、「ものすごく面白い!」の一言に尽きる

あまりに現実離れしたストーリーにどんどん引き込まれて読んだ

有吉佐和子さんて、いろんな意味で本当にすごい人だなぁと改めて思った

お勧めの1冊です

 

 

 

 

こちらは個人的にすごく興味があって購入した本

2022年5月2日に発行されたばかりの本なので少し安くなるのを待って買った

(1700円→880円)

 

中野ブロードウェイの生い立ちから現在までが詳しく書かれている本

建設された当初は最先端のビルで、4階までが商業施設、

5階から10階までは日本初の高級マンションだった

沢田研二や東京都知事だった青島幸雄が住んでいたことでも有名

 

私が中野ブロードウェイに頻繁に行っていたのは高校生の頃だったと思う

自宅から歩いて15分ほどだった

一番行ったのは3階にあった明屋という大きな書店(今も健在)

後は地下にあったソフトクリーム屋さん(名前は憶えていないけど今でもあるみたい)

いつかジュリーに会えるかも、なんて期待もしつつ歩いたこともあったかな

(ファンというわけではなかったけれど、大スターだったので)

もう半世紀も前のはなし

 

このビル、結婚を機に私が東京から離れた後はずいぶん変化があったようで

まんだらけというお店が進出してからはアニメファンの聖地のように様変わりしたらしい

アニメブームに乗って海外からもたくさんの人が押しよせたとか

帰郷した時に久しぶりに行ってみたら、あまりにも変わっていたので驚いた記憶がある

 

 

このビルの生い立ちについては私は何も知らなかった

一番驚いたのが、私が3年近く勤めていた建設会社が建てたのだということ

ビルの屋上には居住者専用のプールまであったらしい(今もある)

地下には、当時では珍しかったコインランドリーがあるというのは聞いていたけれど

他にも面白い話がたくさんあって、やはり読んでよかったと思う

 

まぁ、私にとっては懐かしさいっぱいの中野ブロードウェイだけど

知らない人にとっては全く興味のない話だと思う

なので特におすすめはしません(笑)

著者の長谷川晶一さん(中野ブロードウェイ在住)には

この本を書いてくださったことに感謝いたします

ほんとに読んでよかった

 

 

この2冊の本は手放さずに、我が家の本棚に収めるつもりです

 

 

 

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本が届く

2023-08-30 14:04:54 | 本のこと

 

今朝ブックオフから本が届きました

ハードカバー1冊と文庫が3冊

1500円で送料が無料になるので

だいたいいつもそれくらいを買います

 

売る時は、20冊で400円とかにしかなりませんが

捨てるのは抵抗があるので売るようにしています

家まで取りに来てくれるし送料もかかりません

 

 

 

 

 

 

 

最近は、注文したばかりなのにいざ届いたら

「あら、これを頼んでいたのね」

みたいな感じで、何を注文したのか覚えていないんです

本が届くのを楽しみにしていた割には覚えていない・・

今回はタイトルを1冊も覚えていませんでした

って、威張って言えることじゃないけれど、あはは・・

 

何を買ったのか忘れないために、こうしてブログに挙げている次第です

 

 

 

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「服のはなし」を読んで

2023-08-21 15:34:30 | 本のこと

 

 

 

著者である行司千絵さんは、大学卒業後、京都新聞社で記者をしながら独学で洋裁を習得

自信の普段着や母、友人、知人の服を縫う

これまで3~91歳の80人余りに290着の服を作った

 

 

ある日、取材で出会った人の言葉が心にすとんと落ちた

「服って、言葉を使わずに人を表現することなんです」

(本書あとがきより)

 

 

私は服も好きだし、作ることも好きなのでとても興味深く読めた

たしかに、人の第一印象って、服で決まるかもしれない

その人の個性や好みや暮らしぶりまでもが服装に現れると思う

今はすっかりカジュアルな恰好しかしなくなった私だけど

(それが楽でやめられないのだけど。体型的な問題もあるし

それなりに、やはりおしゃれでいたいと思う

 

私も昔は母や娘たちの服を縫ったり編んだりしていたけれど

今は自分の普段着を作るのが精いっぱい

能力も気力もすっかり衰えた

でも作ることはまだ 楽しい♪ と思えるので

しあわせなことだなぁと思う

 

 

 

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旅行のキャンセル*読んだ本のこと

2023-08-09 10:08:38 | 本のこと

 

今日の神戸の予報は最高気温が37℃、極めて危険という注意が出ている

はい、どこにも出ませんよ

家でおとなしくしています

 

8月6日から旅行に行く予定だったのだけど(無謀としか言いようがない)

目的地の気温が神戸よりも高い予報が出ていたし

台風の影響もあるだろうしということでキャンセル

最近はもっぱら、車で行ってビジネスホテルに泊まるスタイルの旅だから

ギリギリまでキャンセル料を取られないので気が楽だ

 

 

 

 

 

先日届いた本、「東京ロンダリング」を読んだ

ロンダリングとは洗浄とか浄化と言うような意味だけど

この小説は都内の訳あり賃貸物件のロンダリングの話

 

変死や孤独死などがあった部屋を次の人に貸しだす時には

借主に事故物件であることを伝えなければならない

しかし誰かが1か月住めばその義務はなくなるという

そこでロンダリングと言う仕事が発生する

 

訳あって夫と離婚した32歳の主人公の女性が

都内の事故物件を一か月ごとに点々とする仕事を始める

もちろん家賃はいらないし5千円の日当が出る

そんなところから始まる物語なのだが・・・

 

私はもっと怖い話を想像していたのだけど

(例えば幽霊が出るとか、毎晩うなされるとか)

そういう話はほとんど出てこなかった

でも興味深く一気に読んでしまった

(舞台も昔なじみのところが多かった)

 

実際にそういう仕事があるのかどうかわからないけれど

あれだけたくさんの人が住んでいる東京なのだから

(事故物件も多そうだし)

ありそうな気が・・・

 

 

 

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「あれから」読了

2022-03-20 11:31:22 | 本のこと

 

 

 

少し前に久しぶりに読んだミステリー

ミステリーは一時期ハマっていていろいろ読んだ

桐野夏生、篠田節子、宮部みゆき、東野圭吾、湊かなえ、などなど

最近は全く読んでいなかったし、この作家のは初めて

 

 

 

普通に暮らしていた平凡な家族がある日突然事件に巻き込まれ崩壊していく物語だ

罪のない人が悪人に仕立てられ、仕立てた悪人が英雄視されてしまうという展開に

こんなことがあってもいいのかと憤りを感じながら読んだ

 

これは小説だけど、現実にもありそうな話で(実際にこういう事件があったような気がする)

実際、世の中はこういう理不尽なことに溢れているのかもしれない

 

 

 

 

「本のこと」は備忘録のために印象に残った本について気が向いた時にだけ書いています

私は大雑把な性格ゆえ、ネタバレなしのザッパなレビューしか書きませんので

内容をもっと知りたい方はネット検索してくださいませ(^^;)

 

 

 

 

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