久しぶりに本のことを書きます
有吉佐和子は昔ハマったことがあって何冊も読んでいるのだけど
これはまだ読んでいなかったので、去年ブックオフで入荷を待って購入した
(990円→825円とあまり安くなっていなかったけれど)
「ニューギニアはほんまにええとこやで、有吉さん」
人類文化学者の友人、畑中幸子氏に誘われて超多忙の1968年
第二の故郷であるインドネシア滞在後に足を延ばしたのがニューギニアの奥地
セスナを降り、三日間山を歩いてたどり着いたのがヨリアピだった
文明に侵されていないシシミン族が住む地での驚きの連続と抱腹絶倒の滞在記
(本の紹介文を拝借)
この本は、「ものすごく面白い!」の一言に尽きる
あまりに現実離れしたストーリーにどんどん引き込まれて読んだ
有吉佐和子さんて、いろんな意味で本当にすごい人だなぁと改めて思った
お勧めの1冊です
こちらは個人的にすごく興味があって購入した本
2022年5月2日に発行されたばかりの本なので少し安くなるのを待って買った
(1700円→880円)
中野ブロードウェイの生い立ちから現在までが詳しく書かれている本
建設された当初は最先端のビルで、4階までが商業施設、
5階から10階までは日本初の高級マンションだった
沢田研二や東京都知事だった青島幸雄が住んでいたことでも有名
私が中野ブロードウェイに頻繁に行っていたのは高校生の頃だったと思う
自宅から歩いて15分ほどだった
一番行ったのは3階にあった明屋という大きな書店(今も健在)
後は地下にあったソフトクリーム屋さん(名前は憶えていないけど今でもあるみたい)
いつかジュリーに会えるかも、なんて期待もしつつ歩いたこともあったかな
(ファンというわけではなかったけれど、大スターだったので)
もう半世紀も前のはなし
このビル、結婚を機に私が東京から離れた後はずいぶん変化があったようで
まんだらけというお店が進出してからはアニメファンの聖地のように様変わりしたらしい
アニメブームに乗って海外からもたくさんの人が押しよせたとか
帰郷した時に久しぶりに行ってみたら、あまりにも変わっていたので驚いた記憶がある
このビルの生い立ちについては私は何も知らなかった
一番驚いたのが、私が3年近く勤めていた建設会社が建てたのだということ
ビルの屋上には居住者専用のプールまであったらしい(今もある)
地下には、当時では珍しかったコインランドリーがあるというのは聞いていたけれど
他にも面白い話がたくさんあって、やはり読んでよかったと思う
まぁ、私にとっては懐かしさいっぱいの中野ブロードウェイだけど
知らない人にとっては全く興味のない話だと思う
なので特におすすめはしません(笑)
著者の長谷川晶一さん(中野ブロードウェイ在住)には
この本を書いてくださったことに感謝いたします
ほんとに読んでよかった
この2冊の本は手放さずに、我が家の本棚に収めるつもりです