のんきに介護

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岡田民進党代表 / 「私たちは誰も排除されない社会をつくる」

2016年04月02日 07時02分49秒 | 選挙
自民党改憲草案では、

憲法第13条の「個人の尊重」の規定から

「個」が抜け落ちています。

たかが漢字一個、

大したことなさそうで大したことあります。

その意味につき、

拙稿「岩上安身のインタビュー:樋口陽一・東京大学名誉教授 / 「自民党憲法改正案の特徴」」で

説明されています。

ただし、ちょっと難解なところもあります。

その点、

日刊ゲンダイの記事に

分かりやすい説明が載ってました

(下記〔資料〕2片目参照)。

いわく、

「個」をなくして「全て国民は、人として尊重される」

に変えられている。

国民を一人一人の個体として

見ようとせず、

総体として捉える。

国家に支え、国家に尽くす集合体みたいな扱いだ云々。

言うならば、

人を人とも思っていない冷酷政権です。

しかし、

国民から圧倒的な支持を得たい。

国民を煮ても食いたいし、

焼いても食いたいからです。

それで、

当面、選挙を勝ち抜くまでは、

正体を隠し、

その場限りの弥縫策で対応しようとします。

それで、

何と言っても

用心しているのが民進党です。

真面に

打合っても勝てないないので、

取っている作戦は、

ボクシングで言うところのクリンチです。

抱き付いて、

相手のパンチの威力を殺いでしまう

戦い方です。

たとえば、同一労働・同一賃金という主張です。

零細な企業への支援策を講ぜず、

最低賃金の引き上げを機械的にすれば、

それによってもたらされる

人件費増のために、

弱い足腰の中小企業は倒産を強いられます。

本来は、

人に優しいはず政策も

安倍政権の息が吹きかかるや、

とんでもない人でなし政策に変じてしまいます。

すべてが裏目裏目に出るわけですな。

それは、

根本において、

一人を見捨てる政治だからです。

民進党は、

岡田代表によると、

それはないとのことです。

すなわち、

私たちは誰も排除されない社会をつくる、と。


〔資料〕

「冷血政権が突然、弱者の味方ヅラの大偽善」
   
   日刊ゲンダイ(2016年4月2日付<1日発行>)






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