のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

子供が成長しないのは、責任を押し付ける社会だから――。

2012年10月15日 19時17分15秒 | Weblog
今日、最も強く共鳴したのは、

――子供が努力しないのは、努力が報われない社会だから。子供が勝負しないのは、負けたら終わりの社会だから。子供が信用しないのは、裏切るのが当然の社会だから。子供が挑戦しないのは、夢を馬鹿にされる社会だから。子供が成長しないのは、責任を押し付ける社会だから――

というツイートです。

特に、最後の一文、

「子供が成長しないのは、責任を押し付ける社会だから」

という言葉に

胸が痛みました。

発信者は、

kentaro isaka/(リンク)さんという方です。

ところで、

今朝、このツイートを見つけた後、

僕の拙記事、

「東京大学 中川恵一准教授 / 『放射線、正しい知識が味方』」(リンク

につき、

コメントを頂戴しました。

要約しますと、

――東京大学の先生が自分を売るのは、東電等の原発マフィアから講義枠をもらったからか?――

という内容です。


――はじめまして。コメント、ありがとうございます。

3・11に発災時、アメリカから原発事故の特殊部隊がやってきてました。イラク戦争がきっかけとなって、そのような部隊が編成されたわけではないようです。
実は、日本に関係する事件がきっかけとなり、特殊部隊が作られたと言います。どんな事件かと言いますと、オウム真理教のサリン事件です。

アメリカは、あの事件に接し、国家安全保障にかかわる事件と受け止めたようです。日本では、そこまでの危機意識が持たれなかったのです。なぜなら、日本は、テロの対象にならない国家だという楽観があるからです。これぞ、原発という施設に内在する、また違う意味での安全神話です。

もし、サリンじゃなく、放射能がばらまく毒物として選ばれていたらどうか・・・

考えただけでも恐ろしいでしょ? 中川先生の話を聞いていて腹立たしいのは、危機管理について無神経すぎることです。 もし、アメリカのような想定をしておれば、事故がここまで拡大しなかったと思います。中川先生には、その反省がないのですな。もし、あれば、今からでも子ども達の避難の方法を講ずるよう政府に働きかけられるでしょう。

しかし、問題があるのは、学者ばっかりでなく、新聞・テレビ等のマスメディア、経済団体の指導者、政治家という広い範囲にわたる人の群れです。“利権”という物差しのため、みなさん、心を無くしておられるようです。考え出すと疲れてしまいます。時間はかかるでしょうけど、私たち国民がまず変わるところから、始めるしかないでしょうね――

と返信させてもらいました。

もっとも、中川恵一准教授を見ていると、

“利権”という物差しのため、

心を無くしした

「御用学者」

などと言って

済ませられない犯罪性を感じます。

自分が

危機管理しえない責任を

次世代に

転嫁しているんじゃないでしょうか。

黙っていれば、

大人である私たち全員が

共犯者です。

そこで、付け加えて、

――今、こんな風に国家的危機に直面した現在、責任の先送りをしている社会だからこそ、まだ子どもである人たちは、早く大人になった方がよいです。そして大急ぎで逃げてください――

という提言を残させて頂きます。

――だって、早く大人になってしまわないと、責任を取らない大人がこれ幸いに、子どものまままでいる人に責任を押し付けるでしょう――。

そういう理不尽さの許されるのが、

現代日本社会の

特徴になったように感じます。

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