安倍 / 「あっ、これ、僕のポケット(税）・マネーだからね」

５月２８日発行の日刊ゲンダイ

「ODA債券帳消し　積もり積もって２兆円」を

元にして記事を書きます。

さて、この間、

ミャンマーに行ってきた

安倍、

また、いい顔したらしいです、

手土産持って。

ここまで書けば、

分かる人は分かります。

日本の

国富が差しだされました。



≪ミャンマーの部≫

（１）対日債務額２０００億円の帳消しです。

「いいんですの？」と

アウンサンスーチーさん。

「何の何の、これしき」


相手は、民主化運動の闘士。モジモジ先生の女性版のような人です。安倍からすれば手を組める相手ではなかろうに、ツーショット。オバマ大統領が韓国朴槿恵大統領をエスコートしたのに対抗したつもりか…。多分、僕の推測が正しいですよ。オバマに対するに、こちらは、単なるおバカ。

（２）「９１０億円の新たな政府開発援助（ODA)もお付けしますだほ❤」。

（３）今年1月約３３００億円のODA債務を

帳消しにしたばかりです。

そもそも安倍にとって

民主化路線で突っ走るアウンサンスーチーに

迎合する意味が

どこにあったのか――。

何にもないんじゃないでしょうか。

大阪で昨日、母子の餓死者を出したこの国で

無駄遣いする余裕があったら変ですよ。

参院選の後、

自民党が

圧勝したなら、

間違いなく待っているのが

まずは、消費税の増税。

次にこれ。

材料費高騰による物価高です。

国債の大がかりな買い取りのお陰で

金利は、

まだまだ上昇して行くでしょう。

にもかかわらず、

サラリーマンの収入は伸びません。

それどころか

安倍某の今、頭の中にあるのは、

日曜出勤しようが

残業しようが

特別な手当てを廃止する制度、

『裁量労働制』です。

「サラリーマンは、

死ぬ気で働け」

という路線が現実化します。

“定額使い放題”

です

（上掲、同日付の日刊ゲンダイ「ブラック企業は大喜び」参照）。

このように、

安倍は、

内面悪く、外面はとてもいい

偽善者なんです。

ミャンマー以外にも

お金を湯水のごとく捨て去っています。

大政治家という

名声を得たいのかもしれません。


≪ミャンマー以外の部≫

ODAの債権を次々放棄。

これだけ

お金を投げ捨てるような真似をして

ほんと、何が狙いなのかという金額です。

外務省のHPによると、

０３年～１１年度に８７カ国、

計１兆８３００億円を帳消しにする

大盤振る舞いでした。


さて、話をミャンマーに戻します。

この国には

北朝鮮訪問というイベントがあったがために

日中韓の

首脳会談が流れてため、

急に訪問することになったと

聞いてます。

たまたま行くことになったからと言って、

“福の神”よろしく

金をばらまくのは止めて頂きたいです。

原資は、

庶民のお金なのです。

安倍が

アウンサンスーチーと

ツーショットを撮るために

対日債務

約２０００億円を帳消しにするという具合に

金を投げ捨てる。

確かに、

ミャンマーにとっては、

“福の神”でありえるかもしれんです。

しかし、この日本にとっては、

紛れもなく、

彼は“貧乏神”でしょう。


この男に空を飛ばしているのは“日本”です。そして安倍が飛べば飛ぶほど、日本が貧しくなって行きます。“It's Japan！”は、昔はエコノミックアニマルと言われながらも、褒め言葉でした。しかし、今は、単にビジョンのない人を指す表現に転落しました。幾分か嘲笑も混じってそうです。

無駄使いの出来る今の時代なればこそ、

被災者の避難を実現して、

福祉を

実り多きものにする責任が

政治家にあるのではないでしょうか。

生活資本を整備しないと、

将来的に益々、格差を拡大させるでしょう。