のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

見たよ! 映画『愛、アムール』

2013年03月22日 01時05分52秒 | Weblog
映画『愛、アムール』



「銀河ブログ~溺れるほど美しい銀河の流れに身をまかせて~」に、

ストーリー等、映画の解説があります(→リンク)。

老老介護の

困難さを描いた

初めての

映画ではないでしょうか。

親子の間だったら、

片方が

少し若いので、

老壮介護。

ちょっとつらい映画かもという

予感がありましたけど、

見ないわけには行かないと思い、

小雨に濡れながら

出かけましたよ。

ただ、切符を買うとき、

「シニアですよ」と

申し出てないにかかわらず、

料金が

なぜかシニア・クラスでした。

年齢認証なしで

酒が買えるのに似てます。

ただ、こちら年寄りとしては、

まだ、新人意識が強く、

(見て分かるんか~~~?)と

少々、ショックでした。

(そんなに老いてるか!!)

時間が経つに従って、

がっくりとなり、

(あいつ、首やな)

などと考えながら、館内に入りました。

本当に

その受付嬢が

解雇するに値するかどうかは

ともかく、

映画の中で、

雇い入れたヘルパーさんに

解約を

申し入れるシーンで

主人公が

「意地悪な爺さんね」

と言われてました。

自分が

言われているような気がして、

心穏やかならずでした。

こんな風に

色々、自分に引き寄せて

観ざるを得なかった映画でした。

さて、僕が

お袋の介護をしていたとき、

しょっちゅう頭の中で

鳴り響いていた曲が

あります。

久しぶりに聴いてみたくなったので

アップします。

Queen - I Was Born To Love You


たとえ1分であろうが

お袋の寿命が延びるなら、

僕の寿命が

1年でも、2年でも縮んで構わない

と思って介護していました。

しかし、それでも

後悔だらけの介護です。

映画の主人公は、

よくぞ奥さんとの約束を守って

自宅介護の

道を選んだと思います。

僕は、

お袋を脱水症状に陥らせ、

病院に担ぎ込みました。

映画では、

結末が

残酷だったけれど、

責める気になれなかったです。








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