慰安婦問題の分析する視点を
実に丁寧に
ジャーナリストの
志葉玲さんが
解説して下さってます。
保存の要あり、
と判断いたしました。
橋下氏の発言については
表現より
背後のある考えが
問題です。
すなわち、本音と建前の二重構造の中で
際限なく
破廉恥なことを自己に許す
思考回路こそが糺されるべきです。
という観点から、
冒頭の橋下発言の
要旨引用は、
実際、吐き気を催す内容なので、
省いてあります。
■資料
「橋下『慰安婦は必要』発言のツッコミどころ」
ジャーナリスト・志葉玲のblog (2013-05-15 10:21 )
☆ 記事URL:http://reishiva.exblog.jp/20444684/
5月13日午前の会見(1分07秒くらい)から
http://www.youtube.com/watch?v=zMjVAaZBb0Y
*******
さて、以下、問題のポイントです。
◯「強制ではなかった」は間違い!
「国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。その点についてはやっぱり、違うところは違うと言わないといけない」(橋下氏会見から)
橋下氏にかぎらず、従軍慰安婦問題で旧日本軍を擁護する人々に多い主張が、「強制連行はなかった」というものですが、これは明確な誤りです。詳細な裁判資料があるものとしては、インドネシアで日本軍がオランダ人女性達を強制連行し、従軍慰安婦とした、いわゆる「スマラン事件」*があります。
*関連情報
http://194586245.web.fc2.com/13.html
また、かつて私が取材したフィリピン人元従軍慰安婦のトマサ・サリノグさんの事例*にもあるように、特に日本軍が侵攻し占領地とした東南アジアでは、拉致・誘拐が横行していました。
* http://reishiva.jp/report/?id=560&category=56
他方、韓国や中国では、いわゆる「強制連行」よりも、「いい仕事がある」と慰安婦にする事例が多く証言されています。当たり前ですが、拉致・誘拐が無くとも、騙しておびき寄せ、監禁した上で売春を強いる*というのは、強制以外なにものでもありません。
*関連情報
http://www.geocities.jp/yubiwa_2007/ianfukyousei.html
また中国の事例でも、日本の裁判で拉致・強姦の事実認定した判例があります。例えば、1996年から2007年にかけて争われた中国人「慰安婦」損害賠償請求訴訟(第二次)では、一、二審とも日本軍が当時15歳の郭喜翠さんと13歳の侯巧蓮さんを連行、監禁、強姦したことについて自体は、事実認定しています。
従軍慰安婦制度を日本軍がつくり、管理していたことは、これまで公表されている公文書からも明らか*ですから、強制の責任が当時の大日本帝国にあったことは、明白です。
*たとえば、1938年の内務省史料「支那渡航婦女ノ取扱ニ関スル件伺」、「南支方面渡航婦女ノ取扱ニ関スル件」の2つの史料では、中国南部を占領した第21軍の参謀と陸軍省課長の要請を受けて、内務省警保局が大阪、京都、兵庫、福岡、山口各府県知事に慰安婦400名の徴集人数を割り当て、慰安所の経営にあたる業者を選定させ、台湾経由で中国に送るよう命じている。
また、「海軍航空基地第2設営班資料」には、インドネシア・ボルネオ島(バリクパパン)の海軍基地で「主計長(後の首相である中曽根康弘)の取計で土人女を集め慰安所を開設」とある。
以上のことから、橋下氏が「強制はなかった」と語る根拠となっている、2007年の第1次安倍内閣での閣議決定も、大きな誤りであると言えましょう。
◯橋下氏の女性観、従軍慰安婦制度の目的
「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる」(橋下氏会見から)
まず、「精神的に高ぶっている集団を休息させる」には、女でも与えておけ、という発想自体があまりにも野蛮で、女性をモノとしかとらえていない、どう扱ってもいいという橋下氏の性差別や人権意識の欠如を露骨に表しています。また、極限状況に置かれれば、誰彼かまわずセックスしたくなる、というのを男性一般に当てはめるというのも、世の男性への侮蔑ではないでしょうか。
その上で、あえて橋下氏の発言にそってツッコミを入れると、当時の公文書等にも書かれているように、日本軍が慰安婦制度を推奨したのは、主に、反日感情を招く日本兵による性犯罪の抑制、戦力低下を招く性病蔓延の防止などであり、兵士たちを「休息させる」ことではありませんでした。しかも、上記したように、従軍慰安婦制度自体が、強制を伴うもの、つまり国家ぐるみで性犯罪をやらかしていたのですから、日本軍の立場からしても本末転倒だった上、性犯罪抑止効果も無かったのです。精神科医で陸軍の軍医であった早尾乕雄中尉は、軍医部と軍法務部から依頼され『戦場に於ける特殊現象と其対策』(1939年6月)という報告論文をまとめ提出しますが、その中にこのような記述があります。
「…軍当局は軍人の性欲は抑える事は不可能だとして、支那婦人を強姦せぬ様にと慰安所を設けた。然し、強姦は甚だ旺(さか)んに行われて、支那良民は日本軍人を見れば必ず是を怖れた…」
橋下氏は13日午後の会見で、「慰安婦制度じゃなくても、風俗業っていうものは必要だと思う。だから沖縄の海兵隊・普天間に行ったとき、司令官に『もっと風俗業を活用してほしい』と言った」等、発言しましたが、橋下氏の見解は、女性蔑視というだけではなく、上記、論文に書かれていように、軍による犯罪抑止という点でも誤っている、というわけです。
◯ツイッターでさらに恥の上塗り
その後、橋下氏は、「慰安婦は必要」発言について「ツイッター」で彼なりの補足説明(?)を連投しています。しかし、その内容がこれまた酷いもの。例えば、これ。
「批判者は、風俗業=売春業=性行為と短絡的に考えているね。日本人は賢いから、性行為に至る前のところで、知恵をこらしたサービスの提供を法律の範囲でやっているよ。そして今の日本の現状からすれば、貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無。皆自由意思だ。だから積極活用すれば良い」
https://twitter.com/t_ishin/status/334197169198354432
いろいろツッコミどころ満載なのですが、国政に関わる政党の長として、現在の日本の女性たちが置かれている貧困を、まったく把握していない、というところは、やはり無視できないかと思います。国立社会保障・人口問題研究所の調査(2010年)では、20~64歳の独身女性の32%が年間の可処分所得112万円以下の貧困層です。NHKの番組「あさイチ」でも、貧困から風俗で働く女性を取り上げ話題になりました。詳しい言及は避けますが、私自身の知り合いにも「お金が無くなって風俗で働くことを考えたことがある」という若い女性がいました(結局、思いとどまったようですが)。橋下氏が「貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無」と断言できる根拠は一体何なのでしょうか。
「当時が良かったからと言って、今の時代で全て正当化されるものではないのは当たり前。ただ、当時の状況はしっかりと知る必要がある。自らを正当化するためではなく、不当に侮辱されないため」
https://twitter.com/t_ishin/status/334060432807567362
これも誤り。当時の状況においても、日本軍がやっていたことは違法です。日本政府が1932年に批准した「強制労働条約 第29号」に被害者女性たちの慰安所での状態が違反していると、後にILO(国際労働*期間ママ)の条約勧告適用専門家委員会は認定しています。また、当時の日本の法律においても、刑法226条で、国外移送目的での略取・誘拐、人身売買は、2年以上の有期懲役とされました。
「敗戦国として侵略の評価はしっかりと受け止めなければならない…負けは負け。潔く負けを認めなければならない…」
https://twitter.com/t_ishin/status/334057346118606848
橋下氏はその発言のなかで、「敗戦国だから」「戦争に負けたから」という言い方を繰り返していますが、これまで解説してきたように、日本が先の戦争でやってきたことは、敗戦国云々に関係なく、普遍的な人権や、当時の国際条約・国内法において問題だったわけです。仮に、今後日本が他国と戦争することとなり、戦争に勝ったとしても、従軍慰安婦制度のようなことをすれば、当然、国際社会からの批判は避けられませんし、戦争犯罪とみなされます。
◯橋下氏、石原氏らは即刻辞職を!
橋下氏のみならず、日本維新の会の共同代表の石原慎太郎議員も、「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなものだ。それを踏まえて発言したと思う。彼はそんなに間違ったことは言っていない」「あなた方(メディア)のとらえ方にも問題がある。この問題は被虐的に考えない方がいい」と発言。橋下、石原両共同代表がそろって、先の戦争での従軍慰安婦制度を容認発言したということは、日本維新の会という政党のオフィシャルな見解と観られても仕方ないでしょう。同党の松井一郎幹事長も「(慰安婦は)現実にあったわけで、必要とされていた。(橋下氏は)そういう問題を建前でなく、本音で解決するために言ったと理解している」と発言しているのですから、もう、弁解の余地もないでしょう。
橋下氏の一連の発言は、人としても政治家としても許せないものであり、また、あまりに無知かつ事実をねじ曲げたものであります。さらに、橋下氏の発言を米ニューヨーク・タイムズや英BBCが取りあげ、中国や韓国の政府関係者らが強い不快感を示すなど、日本のイメージや外交関係を著しく悪化させるなど、非常に大きな損失をもたらしつつあります。橋下氏や石原氏、松井氏は即刻、辞職するべきでありましょう。
(了)
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解説して下さってます。
保存の要あり、
と判断いたしました。
橋下氏の発言については
表現より
背後のある考えが
問題です。
すなわち、本音と建前の二重構造の中で
際限なく
破廉恥なことを自己に許す
思考回路こそが糺されるべきです。
という観点から、
冒頭の橋下発言の
要旨引用は、
実際、吐き気を催す内容なので、
省いてあります。
■資料
「橋下『慰安婦は必要』発言のツッコミどころ」
ジャーナリスト・志葉玲のblog (2013-05-15 10:21 )
☆ 記事URL:http://reishiva.exblog.jp/20444684/
5月13日午前の会見(1分07秒くらい)から
http://www.youtube.com/watch?v=zMjVAaZBb0Y
*******
さて、以下、問題のポイントです。
◯「強制ではなかった」は間違い!
「国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。その点についてはやっぱり、違うところは違うと言わないといけない」(橋下氏会見から)
橋下氏にかぎらず、従軍慰安婦問題で旧日本軍を擁護する人々に多い主張が、「強制連行はなかった」というものですが、これは明確な誤りです。詳細な裁判資料があるものとしては、インドネシアで日本軍がオランダ人女性達を強制連行し、従軍慰安婦とした、いわゆる「スマラン事件」*があります。
*関連情報
http://194586245.web.fc2.com/13.html
また、かつて私が取材したフィリピン人元従軍慰安婦のトマサ・サリノグさんの事例*にもあるように、特に日本軍が侵攻し占領地とした東南アジアでは、拉致・誘拐が横行していました。
* http://reishiva.jp/report/?id=560&category=56
他方、韓国や中国では、いわゆる「強制連行」よりも、「いい仕事がある」と慰安婦にする事例が多く証言されています。当たり前ですが、拉致・誘拐が無くとも、騙しておびき寄せ、監禁した上で売春を強いる*というのは、強制以外なにものでもありません。
*関連情報
http://www.geocities.jp/yubiwa_2007/ianfukyousei.html
また中国の事例でも、日本の裁判で拉致・強姦の事実認定した判例があります。例えば、1996年から2007年にかけて争われた中国人「慰安婦」損害賠償請求訴訟(第二次)では、一、二審とも日本軍が当時15歳の郭喜翠さんと13歳の侯巧蓮さんを連行、監禁、強姦したことについて自体は、事実認定しています。
従軍慰安婦制度を日本軍がつくり、管理していたことは、これまで公表されている公文書からも明らか*ですから、強制の責任が当時の大日本帝国にあったことは、明白です。
*たとえば、1938年の内務省史料「支那渡航婦女ノ取扱ニ関スル件伺」、「南支方面渡航婦女ノ取扱ニ関スル件」の2つの史料では、中国南部を占領した第21軍の参謀と陸軍省課長の要請を受けて、内務省警保局が大阪、京都、兵庫、福岡、山口各府県知事に慰安婦400名の徴集人数を割り当て、慰安所の経営にあたる業者を選定させ、台湾経由で中国に送るよう命じている。
また、「海軍航空基地第2設営班資料」には、インドネシア・ボルネオ島(バリクパパン)の海軍基地で「主計長(後の首相である中曽根康弘)の取計で土人女を集め慰安所を開設」とある。
以上のことから、橋下氏が「強制はなかった」と語る根拠となっている、2007年の第1次安倍内閣での閣議決定も、大きな誤りであると言えましょう。
◯橋下氏の女性観、従軍慰安婦制度の目的
「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、そんな猛者集団というか、精神的にも高ぶっている集団は、どこかで休息をさせてあげようと思ったら慰安婦制度は必要なのはこれは誰だってわかる」(橋下氏会見から)
まず、「精神的に高ぶっている集団を休息させる」には、女でも与えておけ、という発想自体があまりにも野蛮で、女性をモノとしかとらえていない、どう扱ってもいいという橋下氏の性差別や人権意識の欠如を露骨に表しています。また、極限状況に置かれれば、誰彼かまわずセックスしたくなる、というのを男性一般に当てはめるというのも、世の男性への侮蔑ではないでしょうか。
その上で、あえて橋下氏の発言にそってツッコミを入れると、当時の公文書等にも書かれているように、日本軍が慰安婦制度を推奨したのは、主に、反日感情を招く日本兵による性犯罪の抑制、戦力低下を招く性病蔓延の防止などであり、兵士たちを「休息させる」ことではありませんでした。しかも、上記したように、従軍慰安婦制度自体が、強制を伴うもの、つまり国家ぐるみで性犯罪をやらかしていたのですから、日本軍の立場からしても本末転倒だった上、性犯罪抑止効果も無かったのです。精神科医で陸軍の軍医であった早尾乕雄中尉は、軍医部と軍法務部から依頼され『戦場に於ける特殊現象と其対策』(1939年6月)という報告論文をまとめ提出しますが、その中にこのような記述があります。
「…軍当局は軍人の性欲は抑える事は不可能だとして、支那婦人を強姦せぬ様にと慰安所を設けた。然し、強姦は甚だ旺(さか)んに行われて、支那良民は日本軍人を見れば必ず是を怖れた…」
橋下氏は13日午後の会見で、「慰安婦制度じゃなくても、風俗業っていうものは必要だと思う。だから沖縄の海兵隊・普天間に行ったとき、司令官に『もっと風俗業を活用してほしい』と言った」等、発言しましたが、橋下氏の見解は、女性蔑視というだけではなく、上記、論文に書かれていように、軍による犯罪抑止という点でも誤っている、というわけです。
◯ツイッターでさらに恥の上塗り
その後、橋下氏は、「慰安婦は必要」発言について「ツイッター」で彼なりの補足説明(?)を連投しています。しかし、その内容がこれまた酷いもの。例えば、これ。
「批判者は、風俗業=売春業=性行為と短絡的に考えているね。日本人は賢いから、性行為に至る前のところで、知恵をこらしたサービスの提供を法律の範囲でやっているよ。そして今の日本の現状からすれば、貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無。皆自由意思だ。だから積極活用すれば良い」
https://twitter.com/t_ishin/status/334197169198354432
いろいろツッコミどころ満載なのですが、国政に関わる政党の長として、現在の日本の女性たちが置かれている貧困を、まったく把握していない、というところは、やはり無視できないかと思います。国立社会保障・人口問題研究所の調査(2010年)では、20~64歳の独身女性の32%が年間の可処分所得112万円以下の貧困層です。NHKの番組「あさイチ」でも、貧困から風俗で働く女性を取り上げ話題になりました。詳しい言及は避けますが、私自身の知り合いにも「お金が無くなって風俗で働くことを考えたことがある」という若い女性がいました(結局、思いとどまったようですが)。橋下氏が「貧困からそこで働かざるを得ないと言う女性はほぼ皆無」と断言できる根拠は一体何なのでしょうか。
「当時が良かったからと言って、今の時代で全て正当化されるものではないのは当たり前。ただ、当時の状況はしっかりと知る必要がある。自らを正当化するためではなく、不当に侮辱されないため」
https://twitter.com/t_ishin/status/334060432807567362
これも誤り。当時の状況においても、日本軍がやっていたことは違法です。日本政府が1932年に批准した「強制労働条約 第29号」に被害者女性たちの慰安所での状態が違反していると、後にILO(国際労働*期間ママ)の条約勧告適用専門家委員会は認定しています。また、当時の日本の法律においても、刑法226条で、国外移送目的での略取・誘拐、人身売買は、2年以上の有期懲役とされました。
「敗戦国として侵略の評価はしっかりと受け止めなければならない…負けは負け。潔く負けを認めなければならない…」
https://twitter.com/t_ishin/status/334057346118606848
橋下氏はその発言のなかで、「敗戦国だから」「戦争に負けたから」という言い方を繰り返していますが、これまで解説してきたように、日本が先の戦争でやってきたことは、敗戦国云々に関係なく、普遍的な人権や、当時の国際条約・国内法において問題だったわけです。仮に、今後日本が他国と戦争することとなり、戦争に勝ったとしても、従軍慰安婦制度のようなことをすれば、当然、国際社会からの批判は避けられませんし、戦争犯罪とみなされます。
◯橋下氏、石原氏らは即刻辞職を!
橋下氏のみならず、日本維新の会の共同代表の石原慎太郎議員も、「軍と売春はつきもので、歴史の原理みたいなものだ。それを踏まえて発言したと思う。彼はそんなに間違ったことは言っていない」「あなた方(メディア)のとらえ方にも問題がある。この問題は被虐的に考えない方がいい」と発言。橋下、石原両共同代表がそろって、先の戦争での従軍慰安婦制度を容認発言したということは、日本維新の会という政党のオフィシャルな見解と観られても仕方ないでしょう。同党の松井一郎幹事長も「(慰安婦は)現実にあったわけで、必要とされていた。(橋下氏は)そういう問題を建前でなく、本音で解決するために言ったと理解している」と発言しているのですから、もう、弁解の余地もないでしょう。
橋下氏の一連の発言は、人としても政治家としても許せないものであり、また、あまりに無知かつ事実をねじ曲げたものであります。さらに、橋下氏の発言を米ニューヨーク・タイムズや英BBCが取りあげ、中国や韓国の政府関係者らが強い不快感を示すなど、日本のイメージや外交関係を著しく悪化させるなど、非常に大きな損失をもたらしつつあります。橋下氏や石原氏、松井氏は即刻、辞職するべきでありましょう。
(了)
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