のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

守られる命とかけられる命、後方支援の名において

2014年12月29日 18時58分21秒 | 日本の現状
サイト「ウィンザー通信」に

朝日新聞知的財産管理チームより、

著作権侵害が行われているとの問い合わせが、goo事務局にあったという

報告が記されてあった。

☆ 記事URL:http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/b409a51587302bff26d2c50946a4ce56

朝日新聞のサイトを訪問して

「社説余滴」を読む(下記〔資料-1〕参照)。

画像で良ければ、

下に掲げたものでどうぞ。


典拠:サイト「さぶろうの WORDS OF LOVE」参照。*http://ameblo.jp/lovemedo36/entry-11857879636.html

なるほど、

「首相の『命を守る』の裏側には、自分ではない誰かの『命をかける』が張り付いている」

という指摘は、卓見だ。

どういう人たちの命が懸けられるか――。

渋谷区の公園への野宿者の立ち入り禁止や次の画像から、

答は明瞭だ。



「守られる」命は、

一番上澄みの富裕層の、

もしくは、米兵のそれだ。

そして

「かけさせられる」命は、

庶民のそれだ。

自衛隊に入らない限り大丈夫と考えるのは、

甘いと思うな。

さて、

抜け目なく庶民の命を吸い上げる

ストロー法を

成立させるべく「他国軍の後方支援」の名目で

政府は、

検討を始めたようだ

(下記〔資料-2〕参照)。

これまでは、

海外派遣の度に特別措置法を作って対応していたが、

それでは不便だというわけだ。

菅義偉官房長官が18日の会見で

「将来ニーズが発生してから特措法で対応する考え方を

取ることは考えていない」と述べた。

下の動画、

1:20~から視聴してご確認頂きたい。




「ニーズ」という言い方に、

「注文を受けたら、直ちに商品を送る届けます」

というアマゾン商法の手軽さを感じた。

そう言えば、

アマゾンという会社、

ブラック企業に名前を連ねていたっけ。

アマゾンとは唯一、

違うところは、

自衛隊員の大量辞職の後に

徴兵制というおまけがついている点だ。

志願制に止まるという見通し、

ないし期待は、

庶民のエゴが見せる妄想に過ぎないと思う。

冒頭に述べたように、

守られる命は、

富裕層のそれだということになったら、

志願制よりも

徴兵制の方が都合がいいからだ。

こっそりと

超富裕層の命だけが守られる。




〔資料-1〕

「(社説余滴)1分半に1度かけられる命 高橋純子」

   朝日新聞(2014年5月20日05時00分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/DA3S11144682.html


 計21回。1分35秒に1回。

 安倍首相が集団的自衛権の行使に向け一歩を踏み出した15日の会見で、国民の「命」を「守る」と言った回数だ。

 首相の「命を守る」の裏側には、自分ではない誰かの「命をかける」が張り付いている。1分35秒に1回、その誰かと死の距離は近づいている。問われているのは、憲法9条…



〔資料-2〕

「他国軍の後方支援に恒久法 自衛隊派遣容易に 政権検討」

   朝日新聞:石松恒記者・文(2014年12月29日05時02分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASGDX5JMSGDXUTFK005.html

 安倍政権は、来年の通常国会に、自衛隊による米軍など他国軍への後方支援をいつでも可能にする新法(恒久法)を提出する検討に入った。首相周辺や政府関係者が明らかにした。これまで自衛隊を海外派遣するたびに特別措置法を作ってきたが、新法を作ることで、自衛隊を素早く派遣できるようにする狙いがある。自衛隊の海外活動が拡大するため、活動内容や国会承認のあり方でどこまで制約をかけるかが焦点になる。

 政権は7月の閣議決定で、集団的自衛権の行使を認めるとともに、海外で自衛隊が米軍などを後方支援する活動範囲の拡大も決めた。派遣期間中に戦闘が起きないと見込まれる「非戦闘地域」以外でも、派遣時に戦闘がなければ、自衛隊を派遣できる内容だ。これに沿って、他国軍への物資の補給や輸送など直接の武力行使を行わない後方支援活動を随時できるようにする新法を整備する。

 新法では、自衛隊を派遣する対象として、侵略行為をした国などに制裁を加える国連安保理決議に基づく活動や、米国を中心とする対テロ作戦のような有志連合の活動などを想定している。派遣に際しては、活動内容や区域を定めた基本計画を閣議決定し、国会の承認を必要とする方向で調整している。

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